年齢を重ねるほど安心感があるポロシャツ。襟があるからこそ、一枚で着てもキチンとした大人の雰囲気に見えるからです。ところが、この時期、男性がポロシャツを選ぶとき見落としがちな3つのチェックポイントがあったのです。
ポロシャツ選びの迷いをなくす「3つの注意点」を服のコンサルタントが解き明かします。
明るいポロシャツはほぼ乳首が透けている!?
男性は女性にくらべ、普段から自分の服装を細かくチェックしていません。そんな人ほど陥るワナ、それが乳首透けです。
鹿の子地と呼ばれるポロシャツ特有の生地感は、ワイシャツに比べ柔らかく、乳首が透けやすいのです。とくに、白・ピンク・水色など爽やかな色のポロシャツほど、色が暗い乳首が透けています。
ダブダブのサイズ感はだらしなく、ピタッと着たいからこそ、ポロシャツは黒・紺などダークカラーが安心です。
そのポロシャツ丈はだらしないかも
ポロシャツの着丈は重要です。特に、動きやすさを重視する人ほど大きいサイズを選びがち。横幅のフィット感が大きくなる分、着丈も長くなるのです。もし、パンツのファスナーが完全に隠れるほど長い場合、そのポロシャツ姿はだらしなく見えているリスクがあります。
ポロシャツの着丈はパンツのファスナーが、完全に隠れない程度の長さを選びましょう。プラス数千円でお直しすることも可能です。
長い裾を出す着こなしは、ファッション性が高い今どきのTシャツでこそ映えます。大人の定番アイテム「ポロシャツ」で、長い着丈はだらしなく見えるので注意が必要です。
40男がポロシャツを着る時の注意点
とはいえ、ポロシャツの裾をパンツにインすることも当然NG。おじさん臭がだだ漏れします! 今どき、ポロシャツをパンツにインする着こなしはゴルフ場の着こなしだから可能なのです。場面によって、ポロシャツの着こなしも変わります。街でポロシャツを着る場合
1.乳首透け防止のためダークカラーを選ぶ
2.ファスナーが完全に隠れない着丈を選ぶ
3.ポロシャツの裾はパンツからだす
ダークカラーのポロシャツにジーンズで着合わせる王道のコーディネートが30代以上のポロシャツで滑らない極意かもしれません。このとき、白いスニーカーで足元を明るくしてあげると爽やかに見えます!
著者プロフィール: 森井良行(もりい・よしゆき)
エレガントカジュアル 代表取締役
20代後半から40代の男性のファッションを「エレガントカジュアル」でワンランクアップさせる「服のコンサルタント」。 街のセレクトショップを歩き、顧客に試着を繰り返してもらいながら、その人に最も似合う服を探していく独自の「買い物同行」は9割以上の高い満足度を誇る。 著書『毎朝、迷わない! ユニクロ&ツープライススーツの上手な使い方』 (WAVE出版)