育児に励む専業主婦のpinkyさんが、家庭内介護について知ってほしいことや介護・育児にまつわる豆知識などを紹介する4コマ漫画連載「ときどき介護のち育児へ」。今回は「妊娠」に関するお話です。
妊娠がわかったときに不安だったのは……
認知症のウメおばあちゃんの介護を始めて約2年経った頃、私は体調不良で数日寝込んでいました。しかし、それはつわりで実は妊娠していたのです。
「子どもが欲しい」と思っていた私にとって、妊娠はとても嬉しいものでした。けれど、同時に不安な気持ちもありました。最初に思ったのは「おばあちゃんはどうしよう……」でした。
妊娠するまでは、「もし子どもができても、介護と育児の両立をしよう! 」と軽い気持ちでいた私。それが、体調不良がつわりだったと知って初めて、ことの重大さに気づいたのです。
もし子どもが生まれたら、本当に介護と育児の両立はできるんだろうか……。
そもそも無事に子どもが生まれるのだろうか……。
つわりがいつ終わるかもわからないのに、今まで通りおばあちゃんのお世話ができるのだろうか……と、不安でいっぱいになってしまったのです。
筆者プロフィール: pinky
現在は育児に奮闘する専業主婦。結婚を機に夫の自宅で同居生活を開始した。介護の仕事をしていたが、仕事を辞めて2013年8月より約2年間、夫の祖母の介護を務めあげた後、2016年2月に出産。日々の生活をつづったブログ「家事ときどき介護」を随時更新中。