育児に励む専業主婦のpinkyさんが、家庭内介護について知ってほしいことや介護・育児にまつわる豆知識などを紹介する4コマ漫画連載「ときどき介護のち育児へ」。今回は「夕飯づくり」に関するお話です。
おばあちゃんは料理作りに満足していました
認知症のウメおばあちゃんがデイサービスへ行く日は、その間に買い物へ行ったり夕飯を作ったりすることができました。ただ、デイサービスへ行かない日はおばあちゃんの隙を見て夕飯を作っていました。
しかし、おばあちゃんが落ち着きのない日にはなかなか作業が捗りません。そこで、一緒に夕飯を作るときもありました。ウメおばあちゃんは、デイサービスでも昼食作りやおやつ作りを積極的に行っていましたし、料理を作ることは得意な様子。家でも「やるよ! 」と意欲的でした。
症状の関係もあり1人で料理を作るのは難しかったですが、一緒に作ることはできました。包丁で野菜を切る作業も私よりもうまく、手慣れたものでした。料理が完成すると達成感もあり、本人も満足そう。いつもおいしく食べている食事がさらにおいしくなりそうです。
ただ、食べる頃には一緒に作ったことを忘れてしまうおばあちゃんなのでした。
筆者プロフィール: pinky
現在は育児に奮闘する専業主婦。結婚を機に夫の自宅で同居生活を開始した。介護の仕事をしていたが、仕事を辞めて2013年8月より約2年間、夫の祖母の介護を務めあげた後、2016年2月に出産。日々の生活をつづったブログ「家事ときどき介護」を随時更新中。