育児に励む専業主婦のpinkyさんが、家庭内介護について知ってほしいことや介護・育児にまつわる豆知識などを紹介する4コマ漫画連載「ときどき介護のち育児へ」。今回は介護時の食生活に関するお話です。

食事は好物を提供していました

ウメおばあちゃんの隣の部屋に住んでいたおばさんは、庭で野菜を育てていました。おばさんが身内の方の世話のために他県へ移ってしまった後も野菜は育ち、収穫の時期を迎えていました。

ウメおばあちゃんは、庭から食べ頃の野菜を採ってくることもありました。認知症を患ってはいましたが、この頃はハサミや包丁の使い方を忘れておらず、危険な感じはありませんでしたので作業を見守っていました。

おばあちゃんは、トマトにお砂糖をかけて食べることが好きでした。ただ、かけるお砂糖の量がものすごかったので、「もう少し控えた方がよいのでは……」と何度か思いましたが、本人がおいしく食べていたので何も言いませんでした。

認知症以外で体に悪いところはなく、小柄でやせていたこともありましたので、食事はおばあちゃんの好きなものを中心に提供していました。


筆者プロフィール: pinky

現在は育児に奮闘する専業主婦。結婚を機に夫の自宅で同居生活を開始した。介護の仕事をしていたが、仕事を辞めて2013年8月より約2年間、夫の祖母の介護を務めあげた後、2016年2月に出産。日々の生活をつづったブログ「家事ときどき介護」を随時更新中。