忙しいビジネスパーソンにとって外食やお弁当は頼りになる存在。でも健康面を考えれば手作り料理も大切です。身体に良くて、しかも時短なメニューがあれば大助かりです。
「時短といえば缶詰。缶詰といえば缶たん料理。缶たん料理といえば……」と小学生のようにつぶやきながら現れたのは缶詰博士。「例えばひじき缶。水で戻さなくてもいいんです!」
そういえばスーパーで見たことあります、ひじきの缶詰。これでどんな料理ができるのでしょう?
黒い色が料理に映える
なぜか幼い頃からひじき好き。ほんのりした磯の匂いに、しゃくしゃくとした歯触り。黒い色も意外と料理に映える。
なのでひとり暮らしを始めた学生時代も、乾物のひじきを買ってきてはせっせと水で戻して料理しておりました。
芽ひじき使用
さあ本日もご唱和よろしくお願いします。開缶!
こちらは水で戻さなくてもいい缶詰のひじき。水に浸っていないドライパックなので、ひじきがふやけてない。ひじきが持っている栄養分もそのまま保持されているのですぞ。 さらに嬉しいのは、この缶詰は芽ひじきを使っていること。乾物の芽ひじきは水で戻したあと、ざる上げするときに流れ出てしまうことが多い。小さいから網目をすり抜けてしまうのだ。
そんなこんなもあって、乾物よりもドライパックのひじき缶を使うほうがずっと楽チンだ。
ちゃっちゃと作れる
やおら台所に入り、料理を始める。フライパンにごま油をひき、みじん切りにしたにんにくを炒める。香りが出たところでひじきを全投入。
缶缶クッキング
全体を炒めたところにブロッコリーとやきとり缶(塩味)を投入。今回は2種類の缶詰を合わせた缶缶クッキングなのだ。
味付けは醤油のみ。やきとり缶の塩味で下味がつくので、あとは少量の醤油を加えて加熱すれば香ばしい匂いが広がる。
最後に白炒りごまを振りかければ缶成!
身体に気を遣ってるっぽい
かくのごとし。ひじきと鶏とブロッコリーの炒め物であります。
ひじき投入後の火加減は中火で、時間はおよそ3分。とても短い。
ブロッコリーはよく洗ってあれば生でも食べられるし、ひじきと鶏肉は缶詰だから調理済み。ゆえにちゃんと火を通したのはにんにくだけであります。
ごま油で炒めたひじきがしゃっきりしてる。にんにくの香りもあっていくらでも食べられそうだ。
でも食べずに残しておけば、翌日はおむすびの具にも使えますぞ!
缶詰情報
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