「次回もおいしいサンドイッチ企画です!」と宣言していた缶詰博士。しかしその後連絡が来ません。気になって電話してみると「もうサンドイッチはやめました。探さないでください」とワケの分からないお応えが。一体どうしたんですか、博士?

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  • マルハニチロ/ラ・カンティーヌ 鯖フィレエクストラバージンオイル 100g 参考価格350~400円(写真:マイナビニュース)

    マルハニチロ/ラ・カンティーヌ 鯖フィレエクストラバージンオイル 100g 参考価格350~400円

言い訳はアントワネット風に

「パンがないならお菓子を食べればいいじゃな~い」マリー・アントワネットの有名な言葉であります。王族や貴族が課した重税のせいでパンすら買えない庶民。なのにそんなこと言われたらさすがに怒り心頭、庶民は立ち上がりついに革命勃発。哀れアントワネットさん断頭台へ、となった。

しかし、僕はあの言葉が好きだ。だって言い訳に使いやすいじゃな~い。
今回、おいしいサンドイッチ作りを2週連続で企画したものの、2回目に作ったレシピがいまいちだった。改良してもうまくいかない。そうしたら脳内で「サンドイッチが駄目でもパンさえ使えばいいじゃな~い」とアントワネットさんの声が響いたのだ(聞いたことないけど)。

  • ラ・カンティーヌ内観

    ラ・カンティーヌ内観

さばとは思えない

さあ、本日もご唱和ください。開缶!

ラ・カンティーヌはさば缶であります。しかし皮や骨、血合いをていねいに取り除いてフィレ状にしているので、一見するとさばとは思えない。

塩と調味料で味付けし、エクストラバージン・オリーブオイルに浸けたその手法はフランスのさば缶に近い。このあたりもアントワネットさんが絡んできているようです(ウソです)。

  • 缶のオイルを活用

    缶のオイルを活用

和のテイストを加える

今回は野菜をたっぷり使うメニューなので、まずはドレッシング作りから。缶のオイルをボウルに開けて、西京味噌(小さじ1/2)と酢(小さじ1/2)、すりおろし生姜(小さじ1)を加えてよく混ぜておく。

  • 盛りつけ

    盛りつけ

ここでパンが登場

器にレタス、にんじん、紫玉ねぎ(水にさらして辛みを抜いた)、インゲン(茹でておいた)、カリフラワーを盛りつける。野菜は好きなものをじゃんじゃんブチこんじゃってくだされ。

その合間に6枚切りのパンをトースト&カットしておくのがうまい手であります。野菜の上にほぐしたさばと、カットしたトーストを乗っけて、さっき作ったドレッシングを掛ければ缶成!

  • よく混ぜて食べよう

    よく混ぜて食べよう

野菜もりもり食べられる

かくのごとし。野菜をもりもり食べたいときに最適の缶たん料理であります。
ラ・カンティーヌはさば特有の青臭い匂いがほとんどしないので、こうして食べるとチキンかツナと勘違いしてしまうかもしれない。生粋のさば好きには物足りないけど、青魚が苦手な人には都合がいい。

西京味噌、生姜、酢を加えたオリーブオイルが野菜によく絡む。西京味噌を使ったのは、甘みが欲しかったから。普通の味噌を使う場合は、砂糖を加えてちょい甘にするといいですぞ。

缶詰情報
マルハニチロ/ラ・カンティーヌ 鯖フィレエクストラバージンオイル 100g 参考価格350~400円
カルディなどの一部の食品店やネットショッピングで購入可