冬の気配がひしひしと感じられる今日この頃。「あったかいラーメンが食べたいね」「インスタントならあるよ」「誰か作って~」などと編集部で話していると、あたかもタイミングを計ったかのように現れたのは缶詰博士。

「お任せあれ。インスタントラーメンに合う缶詰を用意してございます」と、なぜか執事風の登場です。手には3つの缶詰を持っていますが、はたしてどんな缶詰を選んだのでしょう?

  • 缶詰とインスタントラーメンは相性がいい(写真:マイナビニュース)

    缶詰とインスタントラーメンは相性がいい

足りないのは具だけ

手っ取り早くて温かい汁物、それはインスタントラーメンであります。炭水化物でお腹は満たされ、汁まで飲めば満腹至極。あと足りないものといえば具だけだ。
となれば当然、缶詰さんの出番となる。やや強引な導入文ではありますが、どうかご容赦いただきたい。

今回はコンビニやスーパーで入手しやすい缶詰を3種類ピックアップし、それぞれ「王道編」「邪道編」「覇道編」と名付けてみた。合わせるラーメンはしょうゆ味に統一しております。それではいざ、参りましょう!

王道編

まず王道なのがスイートコーン缶だ。甘く弾けるコーンは、たとえ札幌ラーメンじゃなくてもよく合う。バターも添えれば缶璧!

コーン缶は数あれど、博士オススメなのはいなば食品「食塩無添加コーン」。その名の通り塩味が付いてないから、ラーメンがしょっぱくなることがない。そのうえ、このコーン缶は水気もほとんど入っていない。だからコーンの粒がふやけてなくて、皮がぱりっとしている。スーパーでもわりと見かける奴なので、ぜひラーメンに合わせてほしい。

  • いなば食品/食塩無添加コーン200g(税別120円)

    いなば食品/食塩無添加コーン200g(税別120円)

邪道編

2番目は邪道編。邪道とは、今風に申せば「斜め上を行く」というやつであります。それにはいなば食品「チキンとタイカレー グリーン」を選んだ。

2011年に初めて登場し、あっという間に全国を制覇したタイカレー缶の一つ。本場タイで製造しているので、ココナッツミルクやこぶみかん、バジルなどがガチで入っており、その実力はいまだ健在。

しょうゆラーメンに汁ごと掛ければ、あっという間にタイ料理である。しょうゆ味にグリーンカレーがちゃんとマッチしており、汁も美味。とはいえ、本来のしょうゆ味はどこかに行っちゃってるから、やっぱり邪道ではあります。

  • いなば食品/チキンとタイカレー グリーン125g(税別230円)

    いなば食品/チキンとタイカレー グリーン125g(税別230円)

覇道編

最後は覇道編。覇道の本来の意味は「武力や権力で国を治めること」だが、ここでは分かりやすく「肉で味を治めること」としたい。肉パワーの前には誰も逆らえないのだ。

国分「缶つま 厚切りベーコンのハニーマスタード味」は、缶界にベーコンを持ち込んだ記念すべき缶詰。しかもその味付けがハニーマスタードとくる。凝ってますなァ。

これをラーメンにトッピングすると、あら不思議。ただの素ラーメンがチャーシュー麺に変身する。厚切りのベーコンは脂身もあって柔らかく、噛むとおいしい肉汁も出てくる。ゆえにチャーシューの替わりになるんであります。

  • 国分グループ本社/缶つま 厚切りベーコンのハニーマスタード味(税別400円)

    国分グループ本社/缶つま 厚切りベーコンのハニーマスタード味(税別400円)

缶詰情報
いなば食品/食塩無添加コーン200g(税別120円)
スーパーやコンビニなどで購入可

いなば食品/チキンとタイカレー グリーン125g(税別230円)
スーパーやコンビニなどで購入可

国分グループ本社/缶つま 厚切りベーコンのハニーマスタード味(税別400円)
スーパーやコンビニなどで購入可