缶詰を売っている店は「定期的に巡回してますぞー」という缶詰博士の黒川氏。人気になりそうな缶詰を見つけたら、迷わず購入するそうです。
「とくにカルディのオリジナル商品はすぐ品切れになるから、見つけたら即買い。先日はずっと欲しかった缶詰がゲット出来ました!」
それが白米にぴったり合うチャーシューの缶詰だそうです。どんな中身なのか、さっそく紹介してもらいましょう。
上海風スペアリブの姉妹品
先日、豊洲ららぽーとのカルディで発見したのが「八角香る香港式叉焼チャーシュー」缶。去年からずっと気になっていたのを、ようやく買うことができた。
愛らしいパンダが描かれているところを見ると、以前紹介した「上海風スペアリブ」缶の姉妹品でありましょう(第143回「やっと買えたよカルディの上海風スペアリブ!」を参照されたし)。税込383円という価格も同じだ。
八角の利かせ方が絶妙
「八角香る」がウリの商品なので、より香りが引き立つように湯せんで温めてから開缶!
ウイキョウに似た独特の香りが「ぱあっ」と立ち昇り、たちまち家の中が中華料理店風になる。とはいえ利かせ方が絶妙で、八角の匂いが強すぎない。
八角は好き嫌いが分かれるスパイスだと言われているけど、これなら多くの人に受け入れられそうだ。
繊維の中までタレ
チャーシューはひと口大にカットされている。豚の肩ロース肉が使われており、赤身だけでなく脂身も混ざっているのが嬉しい。
赤身の部分をよく見ると、その繊維の中までタレが染みこんでいるのが分かる。このタレは甘辛い砂糖しょう油がベースだから、白米に合わせれば間違いないはず。あの上海風スペアリブに続き、こいつも白米をジャックするつもりらしい。
タレが白米をコーティング
かくのごとし。ごはん1膳にチャーシュー(約半量)を乗せ、タレもぬかりなく掛けて、青ねぎと味玉をお供にすれば缶成であります。
チャーシューは繊維状にほろほろと崩れる感覚で、予想通り中までタレが染みている。そのタレも予想通り甘辛くてコクがあり、豚脂のうま味が溶け込んでいる。それが白米ひと粒ひと粒をコーティングするもんだから、箸が止まらない。鼻から抜ける八角の香りも爽やかだ。
1膳でやめようと思っていたのにおかわりをしてしまい、とうとう1合も食べてしまった。こいつは間違いなく白米ジャック缶でありました。
缶詰情報
カルディコーヒーファーム/八角香る香港式叉焼チャーシュー 105g 383円
カルディ店舗やオンラインストア等で購入可