忙しくて時間のない時でも、取りあえずゆでて混ぜれば出来上がるパスタ料理。
具を缶詰にすれば"缶たん"に作れて、栄養価も高まるので「手間が掛からないのに満足度は高い。タイパ的にもオススメ」と、缶詰博士の黒川氏は語ります。
「この缶詰があれば和風パスタが作れます。梅じそ味です!」
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僕はウメ大好き人間であります。遠足に持参したのは、いつも梅ガムと小梅ちゃん(飴)。おむすびの具は梅干しがデフォルトだし、白ごはんの中心に梅干しを収めた日の丸弁当も大好物。
なので、宝幸から出ている「日本のさば 梅じそ風味」と「日本のいわし 梅じそ風味」も大好きであります。
宝幸のN氏によると、この両缶は定番のみそ味やしょう油味などの次に人気があるそうだ。やっぱり日本人はウメ好きなんですなァ。
しょう油と梅じその匂い
サバとイワシのどちらを開けるか迷うが、今日はイワシを選択。湯せんで温めて、ただちに開缶!
まず匂ってくるのはしょうゆ煮の匂い。なれど、その中に梅じそもいる。例の甘酸っぱい味を想起させる匂いが、確かにある。
イワシは小振りのサイズで、筒切りになってたっぷり入っていた(この缶詰では11切れ入っていた)。パスタにするのに使いやすそうだ。
1秒後に梅じそ味
この缶詰は砂糖しょうゆをベースにして、練りウメやウメ酢を加えている。
なので味も匂い同様、まずしょうゆ煮の甘じょっぱい味が来るけど、その1秒後には梅じそ味がやって来る。決して強い風味じゃないけど、確かにそこに存在している感覚だ。ほんのり酸っぱく、ほんのり甘くて、郷愁を誘う味であります。
こいつをスパゲッティに絡めて、大葉をトッピングすれば、立派な和風パスタとなるだろう。
懐かしの梅ガム味
かくのごとし。スパゲッティが切れていることに気付き、急きょペンネに変更した。本当は細めのスパゲッティを使い、いかにも和風なイメージで仕上げたかったんだけど、まあないものはしょうがない。
ペンネはアルデンテ、ではなく柔らかめにゆでた。おかげで砂糖しょう油と梅じそ味がよくなじんでウマい。そして、イワシ本体が抜群にウマい。やや甘めの味に加えて、ほどよい酸味が後を引く。あの懐かしの梅ガムを思わせる味であります。
缶詰情報
日本のいわし 梅じそ風味(140g 200円前後)
ネットショップやスーパーなどで入手可。