2月26日の記事で、漫画『シドニアの騎士』に出てくるコンビーフおにぎりを独自の解釈で再現した缶詰博士。コンビーフに混ぜたたくあんが絶妙でしたが、今度は紅しょうがを入れたバージョンを開発したそうです。

「紅しょうがヤバい。毎日食べたい」とぶつぶつ呟く博士。(それって、紅しょうが好きなだけでは?)とも思いましたが、取りあえずどんなおにぎりなのか教えてもらいましょう。

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  • ノベルズ食品/十勝ハーブ牛と塩だけで作ったコンビーフ 95g 1,188円

    ノベルズ食品/十勝ハーブ牛と塩だけで作ったコンビーフ 95g 1,188円

高級コンビーフでおにぎり

昨年、コロナ禍で缶詰がよく売れた。外出制限のせいで、家でごはんを食べる機会が増え、即食性の高い缶詰が求められたのであります。

中でも肉の缶詰(やきとり、コンビーフ、牛大和煮等)はすごかった。昨年3月には前年同月比161.4%という驚きの売上を記録している(POSデータ)。家呑みが常態化し、おつまみ需要が高まった結果であります。Vivaお肉!

と、そんなデータをまとめていたら、やおらコンビーフおにぎりが食べたくなった。うん、作って食べよう。それには最近ゲットした高級コンビーフ「十勝ハーブ牛と塩だけで作ったコンビーフ」がいいだろう。

  • 十勝ハーブ牛と塩だけで作ったコンビーフ内観

    十勝ハーブ牛と塩だけで作ったコンビーフ内観

きわめてナチュラル

このコンビーフは無塩漬(むえんせき)という手法で作られている。発色剤である亜硝酸ナトリウムを使わない製法だ。

念のため申し上げると、亜硝酸ナトリウムは悪者じゃありません。肉をきれいな色に保つし、菌類の活動を抑える働き(食中毒の予防)もあるのだ。

でも、肉本来の風味を味わうなら無塩漬コンビーフがオススメ。牛肉を加熱してほぐし、塩だけで味つけした味なのだ。きわめてナチュラルな味であります。

さて、このコンビーフでおにぎりを作るんだけど、前回はたくあんと大葉を混ぜこんだ。今回は新たな食材を混ぜてみたい。

新たな食材とは紅しょうがである。ナチュラルな味わいのコンビーフを食べていたら、天から突然「紅しょうがを混ぜなさい」という声が聞こえたのだ。ウソじゃありません。

コンビーフをボウルに入れてほぐし、紅しょうがをミックス。他に白炒りごまとラー油も加える。折しもごはんが炊き上がったところだ。あとはこの具を入れておにぎりにし、海苔を巻けば……。

  • シドニアの騎士のコンビーフおにぎりVer.2

    シドニアの騎士のコンビーフおにぎりVer.2

かくのごとし。シドニアの騎士のコンビーフおにぎりVer.2、缶成であります。

コンビーフ&紅しょうがの組み合わせが誠にウマい。何やら和のテイストが濃厚で、例えて申せば牛肉しぐれ煮の塩味を、紅しょうがをつまみつつ食べてるような感覚。白炒りごまも香ばしいし、ちょっと垂らしたラー油の鮮烈な香りと辛さがアクセントになった。

シドニアの騎士は劇場版アニメの公開が決定したそうな。作中、またコンビーフおにぎりが登場するといいなァ。

缶詰情報
ノベルズ食品/十勝ハーブ牛と塩だけで作ったコンビーフ 95g 1,188円
直販サイトで購入可