缶詰博士によると、漫画や小説、映画にはけっこう缶詰が登場するそうです。博士いわく「缶詰はいい脇役なんですよ」とのこと。
その登場シーンを再現するのが博士の趣味だそうで、今回はコンビーフおにぎりを作ったとか。コンビーフとおにぎりの組み合わせって想像がつきませんが、一体どんなものなんでしょう?
おにぎり登場シーン
漫画「シドニアの騎士」の主人公・谷風長道(たにかぜながて)は、おにぎりが大好き。口いっぱいに頬張る様子がいかにもウマそうで、見ているこっちまで食べたくなる。
数あるおにぎり頬張りシーンの中で、もっとも強く興味を惹かれたのがコンビーフおにぎりだ。僕はこれまで食べたことがなく、谷風長道も「どうかと思ったけど、意外とおいしい」といった感想を述べている。
しかし作中ではレシピが出てこない。どんな味付けなんだろう。
使い勝手がいい
取りあえずコンビーフを開缶! 現代のコンビーフはまことに使い勝手がよくて、3大ブランド「国分」「ノザキ」「明治屋」のいずれのコンビーフも、このイージーピール式を採用している。
ヨーグルト容器のようにはがすだけだから、鋭い切り口がない。ということは、食べ終えたあとで容器の中をがしがし洗えるのだ(ケガの心配なし)。地味に嬉しい。
たくあんも缶詰で!
コンビーフをそのまま白ごはんで包んでも面白くないので、ちょいと工夫してみる。コンビーフに刻んだたくあんを混ぜこむのだ。たくあんの甘じょっぱさが加味され、きっと後を引く味になるだろう。
使うたくあんも、もちろん缶詰。「道本食品」のたくあん缶は、天日で干した大根を漬けて造る本物のたくあんだ。
最後にしょう油をちょっとだけ混ぜこんで香り付け。他に用意するのは刻んだ大葉と、熱々の白ごはん。
かくのごとし。大葉を混ぜこんだ白ごはんで、さっきのコンビーフ&たくあんを包み込んだ。名付けてシドニアのコンビーフおにぎり。といっても僕の創作でありますが。
頬張ってみると、コンビーフ&たくあんは予想通り甘じょっぱい味になっている。それに、たくあんの食感が柔らかいコンビーフと対照的でいい缶じ。大葉の爽やかな風味もいい。
ごはんと牛肉でボディバッテリーが満タンになった。谷風長道はごはんパワーで宇宙を駆け巡るんだけど、僕はどうしようか。腕立て伏せでもしよっかな。
缶詰情報
国分/国分のコンビーフ 80g 385円(税別)
道本食品/たくあんの缶詰・梅酢味 70g 330円(税込)
どちらもネットショッピング等で購入可