私の予想では、在宅勤務ワーカーのうちかなりの方は、リビングの食卓で仕事をしているのではないだろうか? 広いし、リラックスできる。なんとなくリビングで仕事をしはじめ、そのまま食卓を仕事机にしてしまっている方も多そうだ。
もちろん、どこで仕事をするのも自由なのが在宅勤務の魅力だが、ひとつ問題がある。食卓は食事をしたり、お茶を飲んだりする場所なのだ。
仕事を終えてPCなどを片付けたら、その跡を見てみよう。消しゴムのカスや仕事中につまんだお菓子の破片などがこぼれているかもしてない。仕事をすると、どうしてもゴミが出る。しかし食卓にはいつも綺麗であってほしい。仕事の後の片づけが憂鬱な方も多いのでは?
使い捨てのゴミ箱「1日分のゴミ袋」(カウネット)
カウネットから出ている「1日分のゴミ袋」はその名の通り、使い捨てのゴミ箱として使える、ごく小さなゴミ袋だ。「1日分のゴミ袋」を机に置いておけば、手元にゴミ箱があるわけだから、出たゴミをすぐに捨てることができる。捨てるのが面倒でついゴミがたまる……ということがない。
「1日分のゴミ袋」には机の上に置くタイプと、机の側面などに貼るタイプとがあるので、好みに応じて使い分けて欲しい。貼るタイプは、洗面所などでも便利だ。
ミニサイズのクリーナー「まめコロ」(シード)
消しゴムの消しカスやお菓子の食べカスなど、ゴミ箱に入れにくい小さなゴミを集めるのには、手のひらサイズのクリーナー「まめコロ」(シード)が便利だ。粘着テープでゴミを集める、いわゆる「コロコロ」の超小型版といっていい。常に手元に置いておいても邪魔にならないから、机の上を綺麗に保てる。
細かいことに、まめコロの粘着力はよくある「コロコロ」よりも弱い。したがって、たとえばノートの上で使っても問題ない。紙を取り去ってしまうことがないのだ。
油性の汚れを落とす裏ワザ
仕事をする机には、油性ペンの汚れがついてしまうこともある。そんな場合に備えて、「ペンの汚れも落とせるウェットシート」(カウネット)があると安心だ。油性ペンの汚れも、さっと拭くだけで驚くほどきれいになる。
もうひとつ裏ワザを紹介しよう。あの「MONO消しゴム」でプラスチックなどツルツルした面についた油性ペンの汚れを落とせることをご存じだろうか? どの家庭にもあるであろうMONO消しゴムは、汚れ落としにも活躍するのだ。
ただし、「ペンの汚れも落とせるウェットシート」や消しゴムによって傷んでしまう素材もある。念のため、見えない場所で試してから使うなど、慎重になったほうがよいだろう。
「さあ在宅勤務だ」と意気込んで準備をしても、最後に残るゴミまで気が回る人は少ないかもしれない。だが、長く在宅勤務を続けるためには、家という環境を綺麗に保つことが前提なのだ。