ビジネスシーンではボールペンばかりでシャープペンを使う機会はあまりないと言う方もたくさんいらっしゃると思います。消せるボールペンは使うけどシャープペンは使わないな~という声も聞きます。
しかしながらちょっと太めのシャープペンは意外とビジネスシーンでも使えるツールになります。私は0.9mmのシャープペンを主にアイデアを練るときに使っています。今回はその魅力についてご紹介しましょう。
太い芯は表現豊か!
太い芯のシャープペンはボールペンと比べると文字やデザインに強弱をつけやすいですね。力を入れずに柔らかいタッチでイラストやデザインを考えることもあれば、一方で強い直線や矢印などでアイデアをつなげることもできます。たった一本でも力の入れ方やペンを走らせる速さで様々な表現ができます。
イラストがちょっと上手に見える!?
太い線でイラストを書くとやわらかく雰囲気のあるイラストになります。絵が苦手な人でもちょっと上手に見えるので不思議です。
大胆に書くことができる!
当たり前ですがシャープペンなので消しゴムで消すことができます。消せるボールペンも便利ですが大きな文字やアイデアスケッチを消そうと思うとちょっと大変です。「間違ってもどんどん手軽に消せる」、この安心感が自分の手を後押ししてくれますので、大胆にアイデアを膨らませることができます。
太いから折れにくい
最近は折れにくいシャープペンもたくさん出ていますが、物理的に太い0.9mmのシャープペンはそれだけで十分折れにくいです。アイデアを出しているときにポキポキと芯が折れてしまうと集中力も折れてしまいます。
さぁいかがでしょうか? 「ちょっと0.9mmのシャープペンを使ってみようかな?」と思ったあなたに、オススメのシャープペンをご紹介しましょう!
オススメその1 プレスマン
もともとは新聞記者や速記者のために作られたプレスマン。軽くて芯とボディの一体感が非常に心地よいシャープペンです。何とプレスマンは発売から37年のときを経てリニューアルを予定! 更に芯が折れにくくなるなど機能向上とさらなる軽量化を実現。新しいプレスマンも楽しみです。
オススメその2 ドクターグリップ
最適な重心バランスで長時間の筆記も疲れにくいドクターグリップ。太めの軸が好きな方にオススメです。
オススメその3 TUFF(タフ)
大きな回転繰り出し式消しゴムが付いていますので実用的。替え消しゴムも販売されているので気兼ねなく使えます。
自分の気持ちや感情をそのままストレートに表現してくれる0.9mmシャープペン。是非一度ビジネスシーンでも使ってみてください。
たかたく
文房具の魅力を発信するウェブマガジン「毎日、文房具。」代表 兼 編集長/文房具・手帳アドバイザー。仕事では最先端のITを扱っていながら意外にもアナログ大好きで文房具・手帳が好き。日本の文房具の素晴らしさを日本中、世界中に伝えることをライフワークとしている。文房具アドバイザー・手帳アドバイザーを名乗り(自称)ぴったりな文房具や手帳を提案することができる。雑誌・新聞等の文房具特集への掲載多数。手帳はジブン手帳miniを愛用。