新年度が始まって早1カ月。机の上や引き出しの中のモノが次第に多くなってきた時期ではないでしょうか。特に新年度は配布資料や新規の書類も次々に増えがちです。どんどん多くなっていく書類はしっかり整理しないと、机の上がぐちゃぐちゃに……。書類の山から必要な1枚を探し出すのもなかなか時間がかかって苦労しますよね。

今回は増えていく書類を「使いやすく」「見つけやすく」「見た目もすっきり」整理整頓して、仕事を効率化できる文房具を3つご紹介します。

■欲しい書類がすぐ見つかる!新構造のインデックス付きクリアファイル

書類を整理する際は多くの人が「クリアファイル」を使っていると思いますが、数が増えてくると使いたい書類がどれに入っているのか、それがどこにあるのかわからなくなることが多いもの。

そんなよくある悩みを解消してくれるのが、カンミ堂の「ココフセンインデックス『クリアファイルセット』」です。

カンミ堂「ココフセンインデックス『クリアファイルセット』」(うえ、よこの2タイプ 各1,000円/税別)

こちらはあらかじめ透明のインデックスプレートが貼り付けられたクリアファイルが15枚セットになっています。付属のラベルに分類したい内容を記入してプレートに貼り付ければインデックス付きクリアファイルの出来上がり。そのままファイルボックスに立てて収納すると、15個のクリアファイルのタイトルがすべて見えている状態になります。

これならどのファイルに何の書類が入っているか一目瞭然ですし、欲しい書類をすぐに取り出すことができます。書類を探すための無駄な時間もなくすことができますね。インデックスプレートは丈夫なプラスチック製なので、繰り返し使用可能です。別の書類を分類したくなったら、新たなラベルに貼り替えてください。デスクの上にちらばった書類をすっきり整理すれば、仕事もぐっとはかどること間違いなしです。

■便利でおしゃれ! フレームだけのダブルクリップ

枚数の多い書類をまとめる時は、ホールド力のある「ダブルクリップ」が大活躍します。

サンケーキコム「リーンクリップ ゴールド M(4個入りパック)」(160円/税別)

サンケーキコムの「リーンクリップ」は通常のダブルクリップと違い、本体全体がフレームでできています。なので、挟んだ後も下の文字を隠さずにまとめることができる優れもの。

これなら端まで印刷がある書類でも可読性を損ないませんし、余白にメモした文字を隠してしまう心配もありません。少し華奢に見えますが、挟む力は通常のダブルクリップとほぼ同じですので安心です。通常のコピー用紙の場合、Sサイズは約30枚、Mサイズは約80枚、Lサイズは180枚もの書類を挟むことができます。

シンプルでおしゃれな見た目なので、普通のダブルクリップに飽きてしまった人にもおすすめ。書類整理に使うアイテムもお気に入りのものにすれば、整理するのが楽しくなり、自然とデスク周りもきれいになっていきますよ。

■簡易バッグにもなるファイルケースで書類をまとめる

長期的なプロジェクト、大きな案件の場合、書類は多くなっていきます。複数のクリアファイルに分類している同じプロジェクトの書類を1つにまとめたい場合は、「ファイルケース」を使用しましょう。

HIGHTIDE「ハム フラップファイルバッグ」(3,000円/税別)

HIGHTIDEの「ハム フラップファイルバッグ」はA4サイズの書類やクリアファイルがすっぽり収まるサイズの高級感あるファイルケース。複数のクリアファイル、案件に関するノートや小冊子などもまとめて入れておくことができます。

内側にはフラップがついていて、片方だけ出せば封筒型に。ふたをしておけば中身が飛び出してしまう心配もありません。

さらに、フラップを両方出すと持ち手に早変わり。書類を携帯する際の簡易バッグとしても使用できるんです。1つで3役をこなしてくれる万能なファイルケース、持っていると役立つこと 間違いなしです。

書類をすっきり整理することは、仕事の効率化や作業のはかどり具合に直結します。きれいに整理された書類を見ていると、仕事のやる気もUPするはず。ぐちゃぐちゃな書類の山には今日で別れを告げましょう!

【今回紹介した文具】

カンミ堂「ココフセンインデックス
サンケーキコム「リーンクリップ
HIGHTIDE「ハム フラップファイルバッグ


まき(福島槙子)
文房具の魅力を発信するウェブマガジン「毎日、文房具。」副編集長。文具プランナーとして文房具の情報を発信しています。その人その人にぴったりの文房具を見つけるお手伝いや、日々の生活に役立つ文房具、主婦目線での文房具の使い方をご提案。レディのための文具ユニット「文具lady.」としても活動中。