Twitterで日々ブロッコリーの情報を紹介する、石川県白山市のブロッコリー農家・安井ファーム(@yasuifarm)さん。ブロッコリーのレシピや豆知識などのツイートが、「美味しそう!」「知らなかった!」と度々バズっています。意外と知らないブロッコリーの使い方や、美味しいレシピなど、そのツイートたちは見ているだけでブロッコリーを食べたくなるものばかり。
この春には、書籍『日本一バズる農家の健康ブロッコリーレシピ』(KADOKAWA刊)も出版しました。この全5回の連載では書籍から一部をご紹介。ブロッコリーを使った料理のバリエーションがさらに広がるかもしれません。
第4回は、ザクッと切って捨てがちな「ブロッコリーの葉っぱ」のアイデア。安井ファームさんでは、Twitterでも「少しクセになる苦みがあり、ベーコンと炒めても、ゆでて酢醤油で食べても美味しいので、何卒食べる方向でご検討いただけますと幸いです。」と紹介しています。
「ブロッコリーの葉っぱ、捨ててませんか?」
— 有限会社安井ファーム (@yasuifarm) October 18, 2021
おそらく調理しようと手に取った途端に捨てられがちなブロッコリーの葉ですが、食べられます!
少しクセになる苦みがあり、ベーコンと炒めても、ゆでて酢醤油で食べても美味しいので、何卒食べる方向でご検討いただけますと幸いです。 pic.twitter.com/1VkcmEO4xl
使い方を知れば、あえて葉っぱ付きのブロッコリーを手に取りたくなるかもしれない、「葉っぱ」のアイデアを4つご紹介します。
葉っぱのアイデア
ベーコン炒め
ベーコンとブロッコリーの葉っぱをごま油で炒め、塩、こしょうで味を整えたら完成! ちょっぴりクセになる苦みがあるオトナの一品です。房や茎のみならず、葉っぱもベーコンとの相性はGOOD!×3。
酢じょうゆ
葉っぱをサッとお湯にくぐらせて、酢じょうゆにつけて食べるだけ。小房をゆでるついでにできる一品です。酢じょうゆにつけた際に表面に浮かぶ油の正体はブルーム(第1回を参照)ですのでご安心くださいませ。
おくもじ(郷土料理)
(1)ブロッコリーの葉を塩もみし、1時間放置する。(2)鍋に入れて10分間塩ゆでする。(3)いったん煮汁を捨ててからもう一度鍋に水を足し、5分間煮る。(4)しょうゆをお好みで加えて少し煮込んだら完成。
スープの彩りに
ゆでると鮮やかなビリジアン系のグリーンを呈するブロッコリーの葉っぱ。スープをよそった器に、サッとスープにくぐらせたブロッコリーの葉っぱを添えると映え度がグッと上がるのでおすすめです。
本書のレシピアレンジ
このページを除くと本書のレシピにはブロッコリーの葉っぱは登場いたしませんが、例えば刻んで料理に混ぜ込んでみたり、汁物系の料理に添えてみたり、一緒に漬けてみたりとアレンジは無限大ですので、自由に楽しんでいただければと思います。意外とおいしい発見があるかもしれません。
書籍『日本一バズる農家の健康ブロッコリーレシピ』(KADOKAWA刊)
Twitterフォロワー5.5万人ブロッコリー農家・安井ファーム(@yasuifarm)初のレシピ本。
ビタミンCはレモン以上、葉酸やタンパク質、ミネラルも含む最強の健康食材・ブロッコリーが、たっぷり食べられるレシピの数々。美容を気にする人、幼児食や介護食、また筋トレ民、ダイエッターなど、あらゆる健康志向の人におすすめです。しかもおいしい!「BT(ブロッコリーテクニック)」から、野菜なのに食卓のメインを張れる「ごちそうブロッコリーレシピ」、すぐに作れる「おつまみブロッコリーレシピ」など、ブロッコリーのすべてが詰まった1冊です。
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