表情が掴みにくいマスク着用時。だからこそ、顔全体が見えるとき以上に、相手に好感を与えるノウハウが必要となります! 今回は、マスクをしている際にコミュニケーション力を上げるために必要な3つの要点についてお話しいたします。
目は口ほどに……
ビジネスでもプライベートでも、相手への好意や感情を表現することは大切です。その際に欠かせない表情が笑顔。しかし昨今、マスクを着用することで、顏の半分が隠れてしまっているのです。
誰しも微笑めば口角が上がりますので、相手には笑顔であることが簡単に伝わります。では、マスクを着けて同じ表情してみると……少々微笑んだ程度では、真顔なのか笑っているのか見分けがつきにくいのが現実なのです。
笑顔を伝えるのにとても重要な部分が口元。その口元が覆い隠された状態のときは、「目で笑う」ということを意識しなければなりません。口角の上下は相手には見えませんので、目を細めて笑う必要があるのです。鏡で比較、確認なさってから仕事へ向かいましょう。
言葉を添えて感情を伝える
笑顔だけではありません。マスク着用時には喜怒哀楽のすべてが伝わりにくくなります。そこで、大切なのが、あなたが発する言葉の選び方。目や眉だけの表情では十分に伝えられないため、言葉でも補う必要があるのです。
「うれしいです」「助かります」「どうもありがとうございました」「残念です」「ガッカリしました」など、感情を言葉に乗せて伝えることを意識してください。言葉足らずの方では、良好なコミュニケーションは叶いませんよ。
ジェスチャーをつけていますか?
身振り手振りといったジェスチャーも、マスクを着けたときに留意したいことの一つです。マスクをしていない際は少々うるさく感じたジェスチャーであったとしても、表情が読みにくく、声が届きにくいマスク着用時には大切なコミュニケーションツールとなります。
普段より多めに入れ、相手の方との良好でスムースな意思疎通を図るよう意識してみましょう。