多くの企業でオンライン会議、オンライン打ち合わせが主流になりつつあります。また、士師業の方やフリーランスの方々も、Zoomなどを利用したリモートでの商談が通常の時代となってきました。

このようなご時世、昨今のビジネス上では、オンラインの会話は、非常に重要で大切な場ではあるはずなのですが……。少々残念に思うことが少なくありません。

今回は、オンライン上であなたの印象をアップさせ、先方からの信頼も勝ち取る術をお伝えいたします!

  • オンライン上での気遣いは十分ですか?

カメラレンズを見たことありますか?

実際に対面での顔合わせの場面、いわゆる商談、打ち合わせ、会議などでは、目の前にいる相手の顔、特に「キーパーソンの瞳」をキッチリ見ることは心がけているはずです。

これができていなければ当然、誠実な印象を与えることはできず、相手から信頼、信用を得ることもできません。大切なビジネスパートナーとしては値せず…… という判断が下されてしまうわけです。

では、オンラインで「ぜひよろしくお願いいたします」や「弊社におまかせください!」とおっしゃる際、どちらを見ていますでしょうか?

ほとんどの方が「モニターに映る相手の顔」を見ながら挨拶、会話をしているはず。すると相手の方は「(カメラに目線を合わせないため)自分を見ていない」という感覚を得るわけです。

もちろん、モニター越しに相手の表情を読み取ることは大切です。しかし、挨拶時や「ここぞ!」というセリフの際は、「相手が捉える印象」を考え把握し、キッチリとカメラ目線にしてみることをおすすめします。

これは、オンライン飲み会でも、また、オンラインお見合いなどでもきっと有効でしょうね!

首から上だけになっていませんか?

Zoomをつないだ途端、「モニターの映りをもう少し考えて!」と思わせる方が意外といらっしゃいます。

まず、携帯やパソコンをデスクの上に置いていると、かなり下からとして映る映像になりますので、見ている側にとっては違和感があります。少し高めに位置させる工夫も必要でしょう。

また、鎖骨の辺りから上しか映っていない方も少なくなく、不要な天井が映っていたりします。お仕事なわけですから、自分をよりよく見せるための工夫をして下さい。それすら気が回らない方は当然、信頼性も低くなります。

うなずきが小刻み

「うんうんうん……」と小刻みにうなずきをしていても、複数人数でのオンラインではほとんど動きが伝わりません。

オンライン仕様の所作、振る舞いを心得ている方がデキるビジネスパーソンと言えます。うなずく際は大きめな動きを心がけて。

ジェスチャーは計算する

うなずきと同様に、ジェスチャーもオンラインでの打ち合わせでは重要なアピールの1つになります。普段あまりなさらない方でもぜひ意識してトライしてみましょう。

ご自分が話す場面になったら、数を表す際には指で示したり、大きさや長さなど「ボリューム感」も手を使って表現したり。そんな工夫をすることも大切ですね。