幻冬舎から発売された『たった5日でウエスト-7cm 美くびれデザイン』が話題です。くびれデザイナーの廣田なおさんが考案した“5日間でくびれを作るメソッド”は、「ほぐす+のばす+鍛える」の3ステップで、誰でも簡単にキュッと引き締まったくびれができる、というもの。
そんなメソッドの一部を、本書から抜粋してご紹介します!(Amazonほか全国書店にて発売中)
もしかしたらニセくびれ?
突然ですが、鏡の前で今のくびれの状態をチェックしてみてください。
「私はくびれているから大丈夫!」 と、安心している方もいるかもしれませんが、実はそれ、ニセくびれかも……。
本物のくびれとニセくびれの違いは、くびれている位置。ろっ骨に両手をあてて、 下におろしていき、 ろっ骨の一番下の骨あたりがくびれているのが理想。ろっ骨より骨盤に近い場所がくびれている場合は、ニセくびれの可能性大!
ニセくびれは、浮き輪のように下腹部に脂肪をたっぷりと蓄えていることで、くびれているように見えるだけ。
あなたのくびれはどっち?
3つ以上あてはまったら、ニセくびれ!
- 下腹部がぽっこりしている
- ろっ骨が横に広がっている
- くびれている位置がだいぶ下
- くびれの形が砂時計型というより雪だるま
- お腹に縦線がない
そもそも「くびれ」とは?
くびれは、ろっ骨と骨盤の間にできるくぼみのこと。この間隔が狭いとくびれはできません。 狭くなるのは、 腹筋のバランスが崩れていることが主な原因。
腹筋は、腹直筋、腹斜筋、腹横筋の大きく3つの筋肉に分かれます。腹直筋は、お腹の表層にあるアウターマッスルで、ろっ骨から恥骨まで走行しているお腹正面の筋肉。腹斜筋は、ろっ骨から骨盤まで、ワキ腹を覆っている筋肉。そして腹横筋は、お腹の深部にあるインナーマッスルで、コルセットのようにお腹周りをぐるりと包む筋肉です。
これらがバランスよく使えていないと、筋肉が硬くなり、伸縮性が失われます。すると、ろっ骨と骨盤の間の間隔が狭くなり、くびれができにくくなります。
現代人の生活はくびれができにくい?
くびれを作るためには、ろっ骨と骨盤の間隔を広く保つことが大切。この間隔を保つのに重要なのが腹筋の伸縮性です。
でも、現代の私たちの生活には、この腹筋の伸縮性を損なう要因がたくさん潜んでいるんです。デスクワークやスマホの操作など、猫背が続くと、お腹の筋肉が縮んでいき、その状態のまま固まってしまいます。
そうなると、くびれから遠ざかる、負のスパイラルのはじまり! まずは外側の筋肉である、腹直筋が縮んだままの状態でクセがつき、皮膚や脂肪もその位置で硬くなっていきます。さらに 「いい姿勢」 の時によく働くインナーマッスルの腹横筋も猫背によってついたクセのせいで、どんどん働かなくなっていきます。
結果、腹筋全体が伸縮性を失っていくのです。さらに最近のマスク生活で呼吸が浅くなっていることもあり、腹横筋の衰えが深刻になっています。
筋肉が硬くなると、血流が悪くなり、脂肪をため込みやすくなります。さらに、姿勢が崩れることで内臓が重力に引っ張られて下腹部がぽっこりし、くびれからどんどん遠のいてしまいます。特に女性は、生まれつき筋肉量が少ないこともあり、筋肉がつきにくく、脂肪がつきやすいもの。だからこそ、いくつになっても運動やトレーニングが欠かせません。長時間同じ姿勢を続けていると筋肉が衰えて、くびれどころか、さまざまな不調も招きやすくなります。
くびれ作りに腹筋を鍛えることは外せませんが、やみくもにやっても意味がありません。たとえば一番使いやすい腹直筋ばかり鍛えると、まな板のような四角いお腹になってしまいます。腹直筋だけでなく、腹横筋や腹斜筋も効率よく鍛えることが大切になります。
(第2回目に続きます)
『たった5日でウエスト-7cm 美くびれデザイン』(廣田なお/幻冬舎)
くびれデザイナーの廣田なおさんが考案した、たった5日間でくびれを作るメソッドを大公開!「ほぐす+のばす+鍛える」の3ステップで、誰でも簡単にキュッと引き締まったくびれができます。実際にプログラムに参加されたすべてのモニターさんのウエストが引き締まり、なかにはたった5日で−7cmサイズダウンした方も。見た目を整えるだけでなく、心身のさまざまな不調改善にも役立つプログラムです。Amazonほか全国書店にて好評発売中。
定価:1,430円/発行元:株式会社幻冬舎