この連載では、「働く女子のビューティー講座」として、仕事を頑張る女性のみなさんのお役に立てる情報を提供できればと思います。第2回は、大きく言うと「手」についてのお話です。
手は、普段の生活で目につく頻度が多いものの、お手入れをおろそかにしがちな部分。しかし、雑誌やSNSでさまざまなネイルのデザインなどを見ると、一気にテンションが上がる方も多いのではないでしょうか。
今回はビジネスシーンでも役立つハンドとネイルのケア情報をお伝えできたらと思います。
業界によって違う、ネイルの許容範囲
ひと口に働く女性のネイルと言っても、会社や業種によってどんなネイルが好まれるのかはさまざまです。
たとえば、飲食関係だと長い爪はNGだとか、接客業だとネイルの色には規定がある会社も多くあると思います。反対にアパレル関係だと、個性的なネイルでもOKでなるべくオシャレにした方がいいという声も聞こえてきます。また、自分の会社ではとくに決まりなどはなく厳しいことも言われない。だから、どこまでオシャレしていいかも分からない、という話もよく聞きます。
本来であれば、自分のしたいデザインにするのが良いのかもしれませんが、それは休日だけにとどめ、職場の決まりがある方はそれに従いましょう。手元は案外目につきやすく、その人の印象まで左右してしまうこともあるからです。
まず、自分の職場にはネイルの長さや色に規定があるのか知ることから始め、もし規定がないのであれば上司や先輩がどんなネイルをしているか聞いたり見たりしながら決めるといいですね。
プロに頼むお店ネイルとセルフネイル
ネイルサロンの良いところは、プロのお手入れと技術を施してもらえることです。ここで大切なのは、自分の要望をしっかりとネイリストさんへ伝えること。会社での規定を知ってもらった上で、長さやデザインの希望を伝えて、それを反映してもらいましょう。
セルフネイルの良いところは、自分の好きな時間に手軽にお手入れでき、色やデザインなども自分で調整できるところです。自分で自分のケアをするとついつい力が入ってしまう時がありますが、皮膚やネイルを傷つけないように気を付けてケアしましょう。
お手入れだけでも好印象
規定があり、好きなデザインのネイルができなくても落ち込むことはありません。ネイルサロンでもご自身でも、手や爪のお手入れをするだけでとてもキレイに見えます。
とくにこれからの季節は空気が乾燥し、手や爪も乾燥しがちです。ハンドクリームやオイルを塗り、甘皮を処理するだけでとてもキレイな手になりますよ。
さらにもうひと工夫で褒められる手に
クリームやオイルでなめらかになった手に、指や手の甲のムダ毛のお手入れという、もうひと工夫してみるのもオススメです。私の働くTBCにも、手や指のムダ毛脱毛を希望されるお客様がいらっしゃいます。私自身もサロンで脱毛したので自己処理がだいぶ楽になりました。
キレイな手になると自分の気持ちが晴れ、仕事がより頑張れそうです。また、人に手を褒められるととても嬉しい気持ちになりますよね。明るい気持ちで今日からまた頑張りましょう。
大学卒業後、TBCグループ株式会社入社。入社2年目より秘書として勤務。日々の秘書業務を活かし敬語やマナー等本の監修や講演をし、若手の育成などにも力を注ぐ。
その後マーケティングPR戦略部広報室に所属。TBCが掲げるTotal Beauty Communicationsの略であるTBCの窓口として美容や健康の情報を発信。秘書検定1級、青汁マイスターの資格を持つ。
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