BlackBerryFanSiteという個人サイトを運営しているKuroといいます。前回より何故私がBlackBerryを気に入ったのか、その魅力について語っていきたいと思います。今回も引き続き、BlackBerryの魅力について紹介していきます。
BlackBerryはメッセージのやりとりをするのに最適
BlackBerry入手後しらばくして、メール投稿でブログを更新するようになりました。メールを使っていて便利だと思ったのは、Gmailであればほぼリアルタイムでメールを取得する事ができるという点です。手持ちのアドレスをほとんどBlackBerryに登録しはじめてから活用の幅が少しずつ広がり始めました。快適なメール環境と高クオリティな入力環境が相まってメールへの返事やレスポンスが早くなり、出先で色々な仕事をこなすようになってきました。
一方、逆に困っていたのが友人とのメッセージのやりとりです。BlackBerryが使いたくてNTTドコモを契約するまでは、料金プラン(ホワイトプラン)が魅力でかつ、当時ほぼ唯一スマートフォンに意欲がありそうだったソフトバンクモバイルを利用していました。
ソフトバンクは、ホワイトプラン契約者どうしであればSMSというテキストメッセージのやり取りが無料だったため、これまではこちらを活用して友人とやり取りしていたのですが、ドコモに回線を変更したことによってSMSが有料化し、あまり頻繁に使えなくなってしまいました。
そこで活用し始めたのがBlackBerry Messenger、いわゆる「BBM」でした。BBMはSMSと同じように、ほぼリアルタイムにメッセージをやり取りできるサービスです。通信料はデータ通信に含まれるため、毎月上限まで使う私みたいな人間にとっては無料も同然です。
さらに、SMSと違ってテキストだけでなく写真や音声なども送れてリアルタイムにレスポンスが帰ってくるのが非常にうれしいのです。当初は顔見知りの友人数名とやり取りするだけになっていたのですが、そのうちBlackBerryユーザーの友人達とはBBMを使って繋がるようになっていきました。
いまでも地元のBBユーザー間では、グループを作って飲み会の打ち合わせをしたりしています。
SNSを活用できる魅力
BlackBerryを色々と使っている間に、次第にTwitterなどのSNSサービスを頻繁に利用するようになっていきました。BlackBerryはキーボードのお陰で文字入力がしやすく、TwitterやFacebookに発言を投稿するのに向いています。
ちなみにBlackBerryのハッシュタグは#blackberryjpなのですが、利用していて思うのは投稿者が相互にやり取りしている発言が結構多いという事です。わからないことを教えあったり、良いと思う感情を共感しあったりするような投稿がBlackBerryのハッシュタグには多数見受けられます。
人と人とを繋げるスマートフォン
私はBlackberry Bold 9000発売当時、日本に存在しなかったBlackBerryの情報を発信し続けるサイトを作りたくて、今の相方とFanSiteを始めました。また、BlackBerryユーザー間の相互補助的な場を作りたくて、ユーザーグループも運営しています。
年に一度東京でBlackBerryのユーザーミーティングを実施しており、毎年数十人の、ライトだったりヘビーだったりするユーザーが集まります。BlackBerryを使って様々な人と出会い、交流することで本来出会うことの無かったような人たちとも意見交換をしたり、共感したり、議論したりする事が出来ています。
決してユーザーが多いとは言えないBlackBerryで、それもただの個人サイトで呼び掛けることで毎年80人近い参加者を募ることが出来るのも、BlackBerryユーザーが、お互いにうまく交流できているお陰だと思っています。
もっとも、人との交流は別にBlackBerryでないと出来ないことではありません。ネットを通じて人と交流する際、動画や音声といった手段もありますが、手軽に行えるのはテキストでのやり取りです。私たちがインターネットを通じて人間関係を広げようとして、自分の頭の中の言葉をテキストに置き換えようとしたときに、BlackBerryはきっと心強い味方になってくれるはずです。
■Kuro(くろ) BlackBerryFanSite運営
1972年大阪府出身。紆余曲折を経て2009年から相方のIchigoとBlackBerryの情報を発信する日記「KuroとIchigoのBlackBerry日記」を開設。その後ユーザーグループなども開設しつつサイト名を「BlackBerryFanSite」として今に至る。サイトでは執筆、なんちゃってシステム担当、ボケなどを担当。単体運用にこだわらないので他機種との組み合わせの記事なども好んで書く。