「とりあえずは何事もそこそこにはこなすが、これといってずば抜けた取り柄があるわけでもない」といった人のことを日本ではこう言いますよね。英語では、これは“jack-of-all-trades and master of none”「なんでもこなすが、何一つマスターしていない」となるんです。
意味は日本語の「器用貧乏」とまったく同じ。ただし注目すべきは、頭の“jack”。ここでは男性の名前ではなく、男性(人)一般のこと。英語では“jack, joe(女性なら“jane”)”など、一般的な名前をこのような感じで使うことがよくあるんです。