寒さも緩み、朝ウォーキングも好調。『1000時間ヒアリングマラソン』(以下『ヒアリングマラソン』)でバイリンガルな美魔女になる作戦はうまいこと進んでいました。スイス人の友人リタの来日まであとわずか。だいぶ英語に慣れてきたし、あとは宝塚スターばりの派手な身振り手振りで、言葉の垣根を超えてしまえばいいのよ。ようやく心の準備ができたところで思わぬ連絡が……。
年齢には逆らいます!英語の勉強も美魔女化計画も進行中
すっかり私の生活の一部となった『ヒアリングマラソン』と朝ウォーキング。1時間ほど歩いた後、「こんな朝の過ごし方をする私ってなんだかステキじゃない」と自己満足に浸りながら飲む一杯のコーヒーがたまりません。
英語力もすこ~しずつ身についてきた感じ。メイン教材の『マンスリーCD』の内容も、結構すんなり耳に入ってきます。電車の中で耳にする外国人の会話が聞き取れたりして、にやにやすることも多くなりました。難しいのはやっぱりフリートーク。話題の新作映画の話なんかも入っていて、一生懸命お耳をダンボにして聞き取ろうとするわけなのですが、いまいち理解できず悔しかったり。でも考えてみれば「悔しい」って感情も久しぶり。お肌の質も、お尻のお肉の位置も、基礎代謝も、ぜ~んぶ落ちていく自分を「年齢には逆らえないもの」とあきらめてきた私。ここにきて「立ち向かう女」に路線変更するのでしょうか。
美魔女変身計画? そちらもゆるりと進行中。最近は朝夕に軽く筋トレなんかもしています。朝ウォーキングのせいか、夜必要以上に眠れるように。仕事には若干支障があったりもしますが、お肌の状態がかなり改善。「睡眠なくして美魔女なし」と自分に言い聞かせ、早め早めの就寝を心がけています。
広がる夢、そしてリタからの思わぬ連絡
そういえば前回英語にはまったのは、今4歳の娘がおなかにいたとき。最近は英会話教室で習ったらしい「わっどぅゆうわん」(What do you want?)を私に連発。「Money」と言いたいところをぐっと抑え、「Orange」とか「Peach」とかわいいママを演じています。夫は「スシ」と答え、「英語で答えてください」と怒られていました。そんな娘を見ていると、「そのうちハワイあたりに親子留学しちゃおうかしら」と新たな夢を抱くようにもなりました。
そしてリタの来日も迫っていました。浅草で人形焼きを食べて、人力車に乗って、天丼たべて、ホッピー通りで一杯やって……。英語力はもちろん十分じゃないけど、大事なのは気合いだわ。「伝えたいのよ」と気持ちを込めることが大事。顔も体型も日本人離れできないけど、日本人離れした大げさな身振り手振りならできるはずよ。そ、そう自分が宝塚のトップスターになったような気分になっていればいいのよ。成田空港に迎えに行く日を楽しみにしていたんです。
ところが、です。先日連絡が来たんです。リタったら、リタったら……ここまで私に"火"をつけておきながら「ちょっと仕事が忙しく、今年は無理そう」って。あぁ私はどうしたらいいの。まるで、クリスマス当日にデートをキャンセルされた若い子のように打ちひしがれました。そもそも今回朝英語を始めたのは、リタからのメールがきっかけ。英語とは無縁の生活をしていた自分には大きな刺激だったし、リタの来日はビッグイベントだったのに……。
英語への熱い思いを受け止めてくれるのはもしかして"茂木さん"?
燃え尽き症候群じゃないので、生焼け症候群とでもいうのでしょうか。リタが来ないという現実に私はうろたえました。だってこの2カ月いつも考えていたんです。リタは日本のことを気に入ってくれるかな。リタはこの10年どんなことをして過ごしていたんだろう。リタのボーイフレンドってどんな人なんだろう……って。
目標を喪失すると弱い私。朝英語&ウォーキングへのやる気も数日は低下しました。しかし、ここであきらめたらまた以前と一緒。英語との別れを繰り返す人生はもうやめると決めたはず。なんとか続けなければ……。そう自分に言い聞かせていたら、編集者から電話が。「脳科学者の茂木健一郎さんが監修した新しい英語の教材あるんですけど、そっちもやってみませんか?」
私は、あの茂木さんのやさしいお顔とくるくるっとした髪を頭に思い浮かべました。リタじゃなくて、今度は茂木さんが私を支えてくれるのね。私の英語への思いを受け止めてくれるのね。「ぜひやらせてください!」そう返事して電話を切り、私はなぜかベランダに出て空を見上げました。「私まだまだ英語はあきらめないわ」。そう神様に宣言したい気分だったのです。
それから数日後、教材が家に届きました。教材名はなんと『朝英語Biz』。朝の英語学習に特化した"ど真ん中"の通信講座じゃないですか。1日の学習時間は20分。標準学習期間は3カ月とあります。内容は中学レベルからの文法の復習と、ビジネスの場で役立つ英語表現の学習を中心に進んでいくとのこと。コースガイドには「朝英語で1日を、そして人生を変えよう!」という茂木さんのお言葉が。あぁ、すばらしい! リタと再会は少し先延ばしになったけど、いつかきっと空港でハグし合う日はやってくるはず。そのときまでぐんぐん英語力を伸ばし、キュッキュッと体を引き締めるのよ。私の朝英語生活に新しい風が吹き始めたのでした。
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(イラスト : のなかあき子)