岩手県八幡平(はちまんたい)市にある国内屈指のゲレンデ「安比(あっぴ)高原」が、国際的なオールシーズンリゾートとして進化している。今年2月に開業したばかりのラグジュアリーホテル「ANA インターコンチネンタル安比高原リゾート」を訪れた。

  • 「ANA インターコンチネンタル安比高原リゾート」(岩手県八幡平(はちまんたい)市)。東京から盛岡までは新幹線で2〜3時間、そこから送迎車でおよそ50分

  • 世界最大級のラグジュアリーホテルブランド「インターコンチネンタル ホテルズ&リゾーツ」

1棟まるごとクラブラウンジ

世界最大級のラグジュアリーブランド「インターコンチネンタル ホテルズ&リゾーツ」の中でも、ワンランク上のラグジュアリー体験を提供するのが「クラブインターコンチネンタル」。このホテルは、クラブルームやクラブフロアがあるわけではなく、建物1棟まるごとクラブインターコンチネンタルとなっている。

  • エントランスからロビーへ。深い森のような廊下の先に、八幡平頂上付近で見られる幻の絶景「ドラゴンアイ」をモチーフとしたアートがお出迎え

ホテルは3階建てで、客室は7タイプ全38室。宿泊料金は1室1泊7万円〜(サービス料、消費税込、入湯税150円別)。

安比の自然を表現した客室

「安比の自然との一体感」をデザインコンセプトとした客室は、リゾートらしい楽しさがありながらも落ち着く空間。今回は「プレミアムツイン」(最大2名/68.05〜75.85m2/宿泊料金1室1泊10万円〜(サービス料、消費税込、入湯税150円別))に宿泊した。

  • 「プレミアムツイン」(最大2名/68.05〜75.85m2/宿泊料金1室1泊10万円〜(サービス料、消費税込、入湯税150円別))

  • 安比の山々とのつながりを感じられるようなデザイン

  • 南部鉄器の急須や岩谷堂箪笥といった岩手県ならではの工芸品も。アメニティはスウェーデンのラグジュアリーフレグランスブランド「バイレード」のもの。いい香り……

大きな窓のあるバスルームには檜風呂が。室内にいながらも露天風呂に浸かっているような気分になれる。

  • ゲレンデを臨むビューバス

こちらは見学させてもらった「プレミアムスイート」(最大4名/102.03m2/宿泊料金1室1泊30万円〜(サービス料、消費税込、入湯税150円別))。

  • 「プレミアムスイート」(最大4名/102.03m2/宿泊料金1室1泊30万円〜(サービス料、消費税込、入湯税150円別))。広い!

宿泊料金1室1泊100万円〜の「プレジデンシャルスイート」(最大2名/306.90m2)はこの日宿泊客がいたため(!)見ることができなかった。専用エレベーターや展望テラスもあるメゾネットタイプだそうだ。