アラフォーのコラムニスト・ライターの筆者が、iDeCoを始めてみた体験記を連載でお送りします。SBI証券のWEBサイトで申し込みをしてから1カ月半経過し、待ちに待った書類が到着しました。
しかしIDとパスワードを使ってiDeCo専用サイトにログインすると、予想外のことが発生して!? 実はSBI証券から届く書類以外にチェックすべきものがあったのです。
SBI証券からの書類が到着
SBI証券のiDeCoに申込んだのは2021年の12月下旬。そこから1カ月半がたった2月の半ば頃にSBI証券からの書類が郵送されてきました。
書類に記載されていたのは、IDと初期パスワードです。WEBサイトへのアクセスや手続きを行うために必要な情報となります。
アクセスするのは「SBIベネフィット・システムズ・加入者サイト」です。iDeCoも含め、確定拠出年金サービスをワンストップで提供しています。
iDeCoの専用サイトにアクセスすると……
書類に記載のあるURLにアクセスし、IDと初期パスワードでログインしてみると、一つ気になることが……掛金の引き落としは初回2カ月分を2月末にとなっていたはずが、掛金の拠出予定日が2022年3月16日となっていました。
国民年金基金連合会からの資料も届く
掛金引き落としのタイミングや金額に首をかしげていた筆者の元へ、国民年金基金連合会という団体からの資料も届きます。各種国民年金制度を運営しており、iDeCoもこちらの組織が担当しています。
同封されていたのは、加入確認通知書ならびに掛金納付・引き落としについてのお知らせでした。ここでは初回の引き落としが2カ月分まとめた20,000円、引き落とし日が2月28日となっていました。
筆者の想定していた内容になっていたのはこちらの資料。そして実際、2月28日に20,000円が引き落とされました。
SBIの「掛金拠出予定日」について改めて調べたところ、引き落とされた掛金で実際に銘柄の買付を行う日で、引き落とし日とは別物であることが分かりました。
掛金の引き落としと銘柄買付は同時に行われると筆者が勘違いしていたというわけです。ちょっとややこしいですが、注意すべきポイントですね。
次回の連載では、掛金拠出後の運用について、実際の画面も交えながら紹介します。