アラフォーのコラムニスト・ライターの筆者が、iDeCoを始めてみた体験記を連載でお送りします。iDeCoの申し込みは通常の口座開設などとは少し違うところもあり、実際に積立ができるようになるまでには時間もかかる傾向です。
今回は第3回『SBI証券のiDeCoに実際に申し込みをしてみた体験』をご紹介します。iDeCoに加入しようかな? と考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
SBI証券のiDeCoの申し込み方法は2種類ある
SBI証券の場合、WEB申し込みと書面の申し込みの2つがあります。WEB申し込みはオンラインですべて完結する仕組みなので、書類を郵送したりする必要がなく便利です。
会社員の方や公務員の方は「事業主証明書」の提出が必要ですが、画像のアップロードによって提供することが可能なので、WEB申し込みもできます。
iDeCoの申し込みの最初の画面で、以下のようにWEB申し込みへのリンクがあります。
筆者は個人事業主のため、ここからはWEB申し込みをした手順について解説します。
メールアドレスの登録
WEB申し込みの最初のステップはメールアドレスの登録です。筆者の場合、普段から証券会社や銀行といった金融関係で使っている専用のアドレスがあるので、それを入力・送信しました。
指定したアドレスにメールが届くので、認証コードを入力します。
本人確認書類の提出
提出する書類を選ぶ欄で、筆者の場合は運転免許証にしました。住所や氏名が申し込み情報と違うと、チェックではじかれる可能性があるので注意してください。
スマホカメラでその場で撮影して提出するほか、すでに画像が手元にある場合はアップロードすることもできます。筆者はすでに画像を持っていたので、そちらの方法にしました。
加入申し込み情報の入力
氏名・住所などの本人情報を入力していきます。ここで基礎年金番号が分かっていないと先へ進めないので要注意!
年金手帳、基礎年金番号通知書、国民年金保険料の納付書・領収書・口座振替額通知書などで、番号をあらかじめ把握しておくことをおすすめします。
毎月の掛金額を入力します。筆者は1万円と少額からのスタートですが、徐々に増やしていくつもりです!
掛金の引き落としに利用する口座を設定します。金融機関を選んでから口座情報を入力していきます。
この画面では、どの銘柄に何%ずつ掛金を配分するかを決定します。この設定は後から行うことも可能なので、申し込みをしてからじっくり考えたい方はスキップしましょう。
筆者は連載1回目でお伝えしたとおり、以下2つの銘柄に決めていました。配分については50%ずつとしました。
・eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
・eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
情報の入力や資料の提出が済むと、上記の画面になり手続きが完了します。後はSBI証券のからiDeCo口座のIDとパスワードが届くのを待つだけです。
WEB申し込みは簡単で便利!
SBI証券のiDeCoの申し込みは分かりやすく、迷うことはほとんどありませんでした。途中で詰まるとすれば基礎年金番号の箇所くらいでしょうか。 資料を事前にすべて用意しておけば、10分くらいで完了すると思います。
会社員の方や公務員の方もWEB申し込みを利用できます。提出書類の画像データを手元に用意しておいてください。
今回の記事はここまで。次回はiDeCoとつみたてNISAについて比較検討をした体験をお伝えします。両者の違いについて知りたい方は、ぜひチェックしてください!
※本記事は投資関連の情報提供を目的としており、特定のサービス・金融商品への投資を勧誘するものではありません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断で行っていただきますようお願いします。