10月7日に募集を開始し、マイラーの間で早くも話題の「ANA アメリカン・エキスプレス・カード」。今回は、発売と同時に早速入会したという会社員、佐藤皓平さん(仮名)に使ってみての感想をインタビューしました。

―――ANAのマイルは以前から貯められていたのですか?

佐藤「国内出張の多い仕事なので、自然とANAのマイレージを貯めるようになりました。国内旅行もけっこうしていたので、3年ほど前にANAからスーパーフライヤーズの資格を取得しました。これは、搭乗マイルが50%アップするという魅力的な特典があるほか、優先チェックインカウンターがある、空席待ちの優先取扱がある、など多くのサービスがあります。このお知らせが来てから、完全にANAマイラーになりましたね。これまで持っていたカードのポイントは、年会費に加えて、移行手数料を支払うことでマイルに交換していました。ショッピングポイントと搭乗マイルを貯めこんで、1年に1度くらい国内を旅行しています。たとえば、『うどんツアー』と銘打って香川に行ったり、北海道にスノーボードをしに行ったりですね。ただ、海外にマイルで行くのは、完全に高嶺の花でしたね」

――ご自分でも"マイラー"とおっしゃっるほどマイルに詳しい佐藤さんが、今回、ANAとアメックスの提携カードに興味を持たれた理由はなんですか?

佐藤「あのアメックスとの提携カードということで、サービス内容には要注目でした。僕個人としては、憧れのゴールド・カードに入会したいという希望もあったので、入会募集が始まった時点で、さっそく問い合わせをしました。また、入会キャンペーンの充実度にもびっくりしました。入会するだけで、ゴールド・カードだと3,000ポイント+2,000マイルのボーナスがもらえます。しかも、入会後3カ月間はゴールド・カードだと利用ポイントが3倍になるというのも見逃せませんでした。僕が必死に貯めてやっと獲得していた3万マイルも、これならあっという間に貯まるな、と思いました」

――実際、ANAアメリカン・エキスプレス・スーパーフライヤーズ・ゴールド・カードに入会されたそうですが、かなりマイルは貯まっていますか?

佐藤「今回は、カードの日常使いを徹底させて、すごい勢いでマイルを貯めています。カード利用100円につき1ポイント(=1マイル)ですから、100円レベルの買い物もムダにできないんです。また、今まではコンビニやKIOSKといった小銭使いの買い物は現金で支払っていましたが、これに関してはEdyとモバイルSuicaをフル活用しています。Edyは通常利用でも200円で1マイル付きますが、今だと入会キャンペーン※でチャージ分も200円で1ポイント付きます。また、Edyと同時に、モバイルSuicaのオートチャージ先にも登録して、Suicaでの支払いも積極的にしています。ほとんどのお店でSuicaかEdyのどちらかは使えますので、これで小銭のマイル化は完ぺきです。また、現在キャンペーンで、携帯電話、ETC、公共料金、固定電話、インターネット・プロバイダの自動引き落としにも登録すると、ポイントがもらえます。全て申し込んだので、これだけで1万4,000ポイントもらえます。もちろん、日々のカード利用でポイントもキャンペーン中※は3倍になりますから、貯まり方は早いです。以前なら、150万円分のカードを使うとやっと1万5,000ポイント(=マイル)になったものが、50万円利用すれば、1万5,000ポイント(=マイル)になるわけですから、やる気がでますね」

――ポイントが貯まったら、何に使いますか?

佐藤「初めてマイルを使って海外に行ってみたいと思っています。僕はサーフィンをしているので、ぜひ憧れの西海岸に行ってみたいですね。このままだと、夏休みくらいには行けそうです。アメックスは海外旅行に行ったときのサービスがすごく充実しているという話なので、そういったものも利用してみたいですね」

――ありがとうございました。

※入会キャンペーンの詳細について
ana-amex.jp

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ANAアメリカン・エキスプレス・カードの開発者・中島好美副社長に聞く
「ANAファンが楽しめる最高のカードをつくりました」

――ANAマイラーならず、旅行好きに話題のANAアメリカン・エキスプレス・カードですが、提携カード作るに至った経緯を教えてください。

中島「アメリカン・エキスプレスは全世界でエアラインとの提携カードを発行しています。全世界にサービス網を確立しており、海外旅行のサポートでもっとも強みのある会社ですから、ANAマイルを貯めたい、もしくは貯めているお客様に、私どもならではのサービスをぜひ活用していただきたいという思いがありました。そんなことから、今回、ANAとの提携カードをつくることになりました」

――どんな風にこのANAアメリカン・エキスプレス・カードを使ってもらいたいですか?

中島「ANAカードを利用している方は、いかにマイルを効率よく貯めるかということに一番興味があると思います。ですから、今回はそこに集中してサービスやキャンペーンを組み立てました。飛ぶだけでなく、日々の生活でカードを使えば使うほど、効率的にマイルが貯めることができる、そんなカードを設計しました。ですから、このカードにお支払いを集約して、賢い消費を心がけていただくことによって、マイルを早く貯めていただきたいですね。HPには、マイルの貯まり方がすぐにわかるマイル・シミュレーションもご用意していますので、その威力をぜひ実感していただきたいです」

――アメックスならではの魅力はどこにありますか?

中島「旅先でのレストラン予約やカードの緊急再発行から海外旅行傷害保険まで、アメリカン・エキスプレスならではの強みはたくさんありますが、ANAアメリカン・エキスプレス・カードはこれで完成したわけではなく、まだまだ進化していくカードですのでぜひご期待ください。私たちは、お客さまの声、リサーチ、外からの評価などを総合して、サービスを開発し続けていますから、ANAマイラーの皆さんを飽きさせないサービスやキャンペーンを展開していく予定です。そこが一番の魅力だと思います」

――それは楽しみです。これからのサービスを期待しています。

PROFILE:
アメリカン・エキスプレス・インターナショナル, Inc.
個人事業部門 マーケティング統括 副社長
中島 好美

東京生まれ。早稲田大学法学部卒。安田信託銀行、シティバンクN.A.、ソシエテ ジェネラル証券などの金融機関や、電通 ワンダーマンダイレクトなどで、マーケティングやセールスの要職を務めた後、2002年、アメリカン・エキスプレス・インターナショナル, Inc. に転職。 トラベラーズチェック部門の副社長を経て、2003年より、個人事業部門 マーケティング担当副社長に就任。個人のお客様や中小企業主対象のカードのマーケティング全般とブランド戦略の指揮を執っている。

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(聞き手 : 酒井富士子)