アカウント数60万以上を誇る人気オンラインカードゲーム『Alteil II ~銀陽帝大戦』(以下、アルテイル2)。前作の『アルテイル』も含めると、すでに5年もサービスが続けられている国産のオンラインカードゲームで、その戦略性の高いゲーム内容と著名なイラストレーターを起用した美麗なイラストによって、海外からの評価も高い。
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『アルテイル2』の初心者に向けて,ゲームの概要や遊び方、ルールの基礎などを解説する本連載だが、ビギナーズパックをもとにしたバトルでの攻略方法第三弾となる今回は、第3の神族「ゴウエン」を紹介しよう。
ゴウエン神族 - Gowen
ゴウエンは"大地と炎"を支配する、4神の中で唯一の男性神。支配する部分のイメージの通りに、ゴウエン神族のユニットはその力強さが特徴的だ。
高い攻撃力を誇るだけでなく、スキルの発動するタイミングが特異であるため、対戦相手を翻弄できるのもゴウエンならではといえる。[ブレイク]のときに発動するスキルは、発動タイミングが遅い反面、非常に強力な効果をもっており、逆に、カードをセットした直後に発動するスキル(オープンスキル)をもったユニットも多く存在する。
それでは、さっそく神族『ゴウエン』のビギナーズパックを紹介しよう。
「ゴウエン神族」のビギナーズパック。詳細はこちらを参照 |
■ゴウエン神族の「ビギナーズパック」をチェック
ゴウエン神族の特徴の一つが[ブレイク]だ。[ブレイク]とはユニットの特別な状態のことで、[ブレイク]になった次のターンに効果を発揮する。1ターンの"溜め"を必要とする代わりに、大きなダメージを与えることができるのが[ブレイク]のポイントとなる。ビギナーズパックでは、「東方の流浪剣士」「猫剣聖『リト』」といった2種類のユニットが[ブレイク]のスキルを所持している。
「東方の流浪剣士」は横一列にダメージを、「猫剣聖『リト』」は単体ユニットに大ダメージをそれぞれ与えることができる。[ブレイク]を使いこなせると、敵軍の制圧がグっと楽になるだろう。
さらに、特殊なユニットとして「遺跡ハンター『ラッセル』」も注目だ。このユニットも[ブレイク]になった次のターンに発動するスキルをもっているのだが、特にダメージを与えるということはない。その代わり、ほかのユニット「東方の流浪剣士」や「猫剣聖『リト』」を[ブレイク]にすることができる。これらのユニットの強力なスキルを"溜め"の必要なく使えることは、対戦相手にとって大きな脅威となることだろう。
ゴウエン神族の第2の特徴は、「オープンスキル」でダメージを与えることで自分のペースを作れること。例えば、前のターンでの戦いでHPが「10」だけ残ってしまった敵軍ユニットを「オープンスキル」で倒すことで、そのターンで戦闘に参加できる敵軍ユニットの数が減ることになる。そうなると、そのターンの戦闘でも有利に戦えることだろう。ビギナーズパックの中では、オープンスキルでダメージを与えるカードとして、「竜族の息」「爆炎の魔法使い」の2種類が存在する。
まず「竜族の息」はグリモアだが、敵軍ユニットから1体選んでHPを「30」減らすことができる。ここで覚えておきたいのは、実は「竜族の息」による効果はDFによってダメージが軽減されないということだ。たとえばリフェス神族のようなDFが高い敵が相手のときは、この「竜族の息」は非常に頼りになることだろう。
次に、「爆炎の魔法使い」について解説しよう。このユニットのオープンスキルは、敵軍ユニットからランダムで2体選んで20~50のダメージを与えるというものだ。ソウルパワーを「2」必要とするため気軽には出せないが、そのコストに見合う効果は期待できることだろう。さらに、このユニットは一度使用した「竜族の息」を再度使えるように、ファイルに戻すことができるという特別なスキルをもっている。対戦終盤などで、ユニット同士の戦いが拮抗してきたときなど、このユニットによって勝利がもたらされることも少なくない。
「序盤」「中盤」「終盤」の戦い方
次は、実際にどのようにファイルを使えば勝てるのか、ユニットの出す順番について解説しよう。
■序盤
まずは、Lv2のユニットでかつ攻撃役である「傭兵王国の女性剣士」「東方の流浪剣士」といったユニットをセットしていこう。次に、自軍ユニットの攻撃力(AT)を強化してくれる「傭兵王国の右腕」をセットする。序盤にソウルパワー(SP)を確保しておくと、中盤以降の展開が楽になるためだ。
「傭兵王国の女性剣士」のアクションスキルは強力だが、使うためにはSPが「1」必要になるため、使いすぎると次のターンにカードをセットできない、といった事態になりかねないので注意が必要だ。また[復活]させるためにもSPが「1」必要なので、[復活]できなくなるまで[復活]し続けるのではなく、ときには早々にリムーブ([復活]させずに[セメタリー]へ送ること)することも重要になる。
■中盤
序盤に出したLv2のユニットより強いLv3のユニット「辺境の魔法剣士」「猫剣聖『リト』」をセットしよう。「辺境の魔法剣士」は一度行動順が回ってくると、オートスキルによってパラメータが大幅に上昇するカードだ。しかし、AGIが「1」であるため、行動順が回ってくる前に倒されてしまう危険がある。「辺境の魔法剣士」をセットするときにはくれぐれも孤立しないように気をつけよう。
「猫剣聖『リト』」は、冒頭で紹介した、[ブレイク]のときに大きなダメージを与えることのできるユニットだ。1ターンの"溜め"が必要な代わりに、消費SPを必要とせず大きなダメージを与えることができるので、積極的に使っていくと良いだろう。
■終盤
ユニットが倒されてリムーブしたときには、そのユニットのLvと同じだけのSPが戻ってくる。そのSPを利用して、オープンスキルでダメージを与えることのできる「爆炎の魔法使い」「竜族の息」をセットし、残った敵軍ユニットに対抗していこう。
ユニット同士の戦いが拮抗しているときなど、これらのオープンスキルをもったユニットが自軍ユニットを有利に導いてくれることだろう。また、「爆炎の魔法使い」は「竜族の息」を何度でもファイルに戻すことが可能だ。毎ターン「竜族の息」を使うことができれば、もはや勝利は目前だ。
なお、「猫族の騎士」は最大6回分の攻撃を与える強力なスキルを持っている。このスキルで相手にトドメを指し、勝利を掴むのだ!
それでは最後にポイントとなるカードを紹介する。これらのカードを使いこなせば、勝利は揺るぎないものとなるだろう。
◎遺跡ハンター『ラッセル』
自分が[ブレイク]のときに、自分以外の自軍ユニット1体を[ブレイク]にすることができるユニットだ。[ブレイク]のときに発動するスキルをもっている「猫剣聖『リト』」や「東方の流浪剣士」と共に使用しよう。「遺跡ハンター『ラッセル』」がいることで、[ブレイク]にするための何もできない1ターンを[攻撃]や[待機]に使うことができるのだ。
◎猫剣聖『リト』
オートスキル「死屍裂斬」は、[ブレイク]のときに発動し大ダメージを与えるスキルだ。 「死屍裂斬」を使用するためには、1ターン何もできないという代償はあるが、SPを消費せず大ダメージを与えることができるため、非常に見返りが大きいスキルとなっている。
◎爆炎の魔法使い
オープンスキルで2体のユニットにダメージを与えることができ、またグリモア「竜族の息」を何度でもファイルに戻すことの出来る、終盤で非常に役立つユニットだ。倒しきれなかったユニットを倒すための最後の切り札として、活躍することでしょう。
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