FPやフードコーディネーターなど、多彩な資格を持つ武田真由美さんが「体の内側からきれいになる」を目指すための節約レシピを紹介する連載「エイジングケアは安くおいしく! 」。今回は新潟県などでよく食べられている「車麩(くるまふ)」を用いたレシピをお届けします。
歩数をチェックしてみましょう
皆さん、こんにちは! 武田真由美です。最近、わが家ではやっていることがあります。それは歩数計です。
きっかけは「夫のスマホでカウントされている歩数計の歩数がスゴイ」ということでした。多い日でなんと2万4,000歩以上も歩いていたんです! 私の父も1万2,000歩くらいは歩いているとか。
そして、私はというと……1,500歩。え??? これって本当なの??? 故障とかじゃなくて??? 正直、この数字を見て本当にびっくりしましたよ……。それからというもの、わが家では「今日は●●●歩を歩いた」と互いに報告しあうようになりました。
私も歩くことを意識するようになって、一日に8,000歩は歩くようになりました♪ 皆さんも、一度ご自身の一日の歩数を調べてみてください。歩いていたり、歩いていなかったりは人によって当然差がありますが、意外と「歩くこと」から自身の体について気づくことがありますよ。
さて、今回は「車麩」を使ったおかずをご紹介します。車麩は、年輪のように何層にもなっている焼き麩で、精進料理ではお肉の代わりにも使われています。植物性のたんぱく質が豊富で、脂肪分が少なく消化がとてもよいです。
「麩がメインおかずに使えるの? 」「食べごたえがないのでは? 」などと思うかもしれませんが、保水性にも優れているので、食べた後の満腹感もバッチリです。そして、お肉よりもリーズナブルなので、節約効果も期待できますよ♪
では、作り方をどうぞ。
車麩deチャンプルー
材料(2人分)
車麩 3枚 / 卵 2個 / にんじん 1/2本 / 玉ねぎ 1/2個 / ねぎ1本 / ごま油 大さじ1 / 塩 少々 / こしょう 少々 / めんつゆ(3倍濃縮) 大さじ1
つくり方
1. 車麩は水につけて軟らかくなるまで戻し、手ではさんでしっかり水気を絞り、6等分に切る。玉ねぎは薄切りに、にんじんは千切りに、ねぎは小口切りにする。
2.ごま油をフライパンで熱して1の玉ねぎとにんじんを炒め、火が通ってきたら1の車麩を加えて炒め、めんつゆをかける。
3.2に溶き卵を回しいれ、手早く炒めて火を通し、塩・こしょうで味を調える。
4.3をお皿に盛りつけて、1の刻みねぎをちらせばできあがり。
冷めてもおいしく、お肉と違って硬くならないので、お弁当のおかずにも使えます。ぜひお試しくださいね。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました! 次回もお楽しみに♪
筆者プロフィール: 武田真由美
ファイナンシャルプランナーをはじめ、食生活アドバイザー、食育インストラクター、フードコーディネーターなどの資格を持つ。雑誌やテレビなどで幅広く活動し、節約アドバイスなども行う一方で、ダイエットレシピやメタボ対策レシピなどの講座も開く。ブログ「真由美さんの1週間2500円節約レシピ」で紹介する簡単おいしい節約レシピが好評。ブログ読者登録数は9万人を超える(2017年4月時点)。近著に「節約女王・武田真由美の1週間2500円ごはん」(主婦と生活社)がある。