“ひとり芸”ナンバーワン決定戦『R-1ぐらんぷり2019』の決勝戦が、カンテレ・フジテレビ系で、いよいよ3月10日(19:00~21:00)に生放送。本番までカウントダウン形式で、ファイナリスト10人へ決勝進出決定直後に行ったリレーインタビューを、当日のネタ順に紹介していく。
7人目は、ルシファー吉岡。4回目の決勝進出となるが、決勝の舞台は「どういうものか大体わかりました」と、経験を重ねてこその強さを語る――。
■周囲は「どうせ今年も決勝行くんでしょ」
――決勝進出の感想はいかがですか?
「耐えた~」ですね。準々決勝の手応えがすごかったんですが、準決勝はそれに比べてちょっと盛り上がりが落ちてたので、やりながら「あれ?あれ?」って感じはありました。もうちょっとドカンと来る感じがなかったなと。なので「耐えた~」ですね。
――4回目の決勝進出ですが、心境はこれまでと比べて違いますか?
毎回違いますね。年々「よっしゃ!」より、ホッとする割合が増えてます。周囲は簡単に言ってくれるんですよ、「どうせ今年も決勝行くんでしょ」なんて。事務所もそうですよ、「まあまあ、行くよね」って。そんな簡単な話じゃないんですから。
――優勝へのプレッシャーはいかがですか?
それが不思議なもので、過去3回の決勝が予選ほどウケてないので、周囲から優勝へのプレッシャーはないんです。とにかく決勝に行くまでのプレッシャーがすごいです。
■フルスイングでネタをやります
――今年とこれまでのネタの違いは何でしょうか?
とにかくネタがマイルドってことですよね。やっぱり時代は“ほんわか”だなと。元々の自分の持ち味とは少し違う可能性もありますが、コンプライアンスも年々厳しくなってますから。
――2本目のネタはすでに決まってますか?
2本目はもう不動の二番手として控えているので、今年もそれでいこうと思ってます。毎年そのネタのリハーサルを決勝当日にやってきたので、今年はもうリハーサル要らずですよ。スッタフさんも「あいつ毎年あれ2本目にやってるな」って思ってるでしょうね(笑)
――過去3回決勝に出た強みというのはあるのでしょうか?
決勝の舞台がどういうものなのかっていうのが3回出て大体わかりました。なので、そこにピッタリハマるって感覚はついてきたかと思います。
――それでは、決勝当日への意気込みをお願いします。
気合ですね。気合入れていかないと。これまでは毎年毎年決勝の雰囲気に飲まれてましたね。全然楽しんでもなかったです。入り込んでネタをやってましたから、その感覚をはね退けて、楽しんで、思いっきりフルスイングでネタをやります。