イデアコミュニケーションによるオンラインウエディングフォトサービス「Juno」について、これまで第1回では「ウエディングアルバム」、第2回では「メッセージアルバム」と、2種類あるウエディング専用の無料オンラインアルバムの活用法を紹介してきた。今回は、このほど追加されたオンラインアルバムの機能「アルバム製本サービス」を活かして、マイコミジャーナル編集部がウエディングにおける最終形のサプライズの演出をご案内しよう。
まず少しおさらいだが、「Juno」で作成できるオンラインアルバムは、URL及びキーワードを知っている者同士のみが、パソコンや携帯電話から閲覧や投稿できるもの。特に「ウエディングアルバム」は、挙式や披露宴、二次会などの写真を投稿し、投稿者のグループや時刻、イベントの流れに沿って閲覧できる。もう一つの「メッセージアルバム」は、新郎新婦へのお祝いメッセージを贈ることを想定しており、メッセージに贈り主の顔写真を添えてまとめられる。どちらもスライドショーで楽しむことができ、「Cooliris」をダウンロードすれば、さらに操作性や画質などが良くなるという。2種類のオンラインアルバムは、90日間無料で利用することができ、90日経過後にはすべての写真を一括ダウンロードできるようになっている。
今回リリースされたのは、作成したオンラインアルバムを活かした新機能「アルバム製本サービス」だ。ユーザーがオンラインアルバムより20枚や40枚、60枚といった既定の枚数を選択し、発注できる機能となっている。タイトルを決めるほかは、レイアウトもおまかせで簡単に発注ができる。筆者も2年前の結婚式後、ウエディング写真を製本化したものだが、その際、たくさん撮影した写真を収納していたフォルダから一つ一つ選択するのは大変な作業だった。この「アルバム製本サービス」ならば、そういった多くの手間が省ける。
また、発注後、入金を確認されてから1~2週間で手元に届くという。金額は送料別で1冊3,000円から。友人から新郎新婦へのプレゼント、新郎新婦から両親へのプレゼントなどに是非活用したい。オンラインアルバムは便利なサービスだが、最終的にはアナログな形で手元に残すことで思い出はより深くなるだろう。
「ウエディングアルバム」製本化のススメ
ウエディング写真の製本サービスは、今や定番化したサービス。自分の手元に記念として残すのはもちろん、両親(家族)へのプレゼントとしても喜ばれるだろう。一方で、友人から新郎新婦へプレゼントするのはまだまだ珍しいかもしれない。もちろん自分のお気に入りの写真を選んで製本化するのも良いが、友人目線で選ばれた写真での製本化ならば"もう一つの結婚式"が見えてくる楽しみがあるのでは?
さらに、友人から新郎新婦へ贈るならば、是非、新郎がきれいな新婦をまぶしそうに見つめる写真や、新婦が新郎へウエディングケーキのファーストバイトで大きな一口分を食べさせる写真など、本を開いた時についにんまりしたり、吹き出してしまうものを入れてほしい。そして、「夫婦喧嘩をした時には、怒っている相手に渡して! いつまでも仲良くね!!」などというメッセージを添えて贈ってみてはいかがだろう。
「メッセージアルバム」製本化のススメ
メッセージアルバムの製本化は、写真だけでなく、友人からのメッセージも記載することができるのが特徴的だ。結婚式前に友人たちが投稿したメッセージアルバムを二次会でスライドショーにて披露するのはもちろん、最後に製本化したアルバムをサプライズで新郎新婦へプレゼントすれば、なお盛り上がるだろう。
オンラインアルバムとアルバム製本サービスを、新郎新婦だけでなく家族や友人みんなを巻き込んで活用し、最高の思い出づくりを満喫してほしい。
(終わり)