暑い日が続いています。外を歩けば滝のような汗。「持ち歩ける扇風機が欲しい」と思う瞬間が、それはそれはたくさんあります。そんなある日、『ハンディ扇風機工作キット』という商品を発見。どうやら、紙からハンディ扇風機が作れるんだとか。

面白そう……!!!!

小学生の頃の自由研究への創作欲が、沸々と湧き、気づけば購入ボタンを押していました。ということで今回は、大人が真面目にハンディ扇風機を制作する様子をご紹介いたします。

  • キットに加え、電池・セロハンテープを用意したら工作スタート。色や柄をつけたい方は絵の具とマジックペンも準備すれば完璧!

■紙なのに意外とすごい!? 扇風機を真面目に作ってみた

キットを開封すると、大きな台紙とモーターが出てきました! 子どもの頃、理科の時間に作ったモーターカーが、私だけ動かなかったトラウマがあるので、モーターにはちょっぴり苦手意識……。

パッケージの裏に記載された説明書をよく読んで、今回は慎重に進めていきます!

  • パッケージの裏の説明は丁寧で、初心者でも安心!

とりあえず、パーツの数が多いので、台紙からどんどんくり抜いていきます。

  • 気を抜けば破れそうなので、息を止めながら型抜きしました

台紙からくり抜いたすべてのパーツがこちら!

  • 似たようなパーツが多くて並べるのにひと苦労

想像以上のパーツの数……! 扇風機の羽の部分は、万が一に備えて予備がついているのが、不器用な私にとって嬉しいポイントです。

パーツが揃ったので、さっそく組み立てていきます。まずは、モーターユニットの組み立てから!

  • パーツDの上にモニターを置く

  • パーツDを折り目に沿って折り、モーターを固定

  • パーツCとパーツDを合体

パーツCとパーツDを、付属の両面テープで固定していきます。「はさみがいらない」とパッケージに書いてありましたが、手で綺麗に切れる自信がない私は、はさみで両面テープをカットすることに(笑)。

  • 変に几帳面を発揮し、はさみで両面テープをカットしていく

  • 綺麗にくっついた!

これでモーターユニットは完成!次は羽根をモーターにつけていきます。

  • 羽根をつぶして薄くしたら羽根を折る

  • モーターユニットに羽根を固定し、セロハンテープで向きを固定したら完成!

羽根が無事に完成しました!次は別で付属していた専用の台紙を折り曲げて、羽根のまわりにカバーを作っていきます。

  • 円を描くように台紙を折り曲げる。これがかなり難しい

  • 台紙の端と端をかませれば、フレームが完成

続けて表面と裏面のカバーづくり!

表面はパーツBとパーツGを組み合わせ、網目状に設置していきます。

パーツBとパーツGがパッと見ると同じなので、何度もパーツをつけ間違えて大変でした……!

  • 扇風機の網目部分をパーツ組み合わせて作っていく

  • 裏面にパーツを追加でかませる

  • カバーが完成!

扇風機のヘッドカバーが完成!だんだん扇風機らしくなってきました。

次は扇風機の持ち手部分!台紙を組み立て、電池ボックスを囲います。

  • 台紙で電池ボックスを囲んでいく

  • 持ち手ができたら、ヘッド部分と両面テープで固定

モーター部分が重く、両面テープだけでヘッド部分と離れないように固定するのが大変でした……!

ヘッドと持ち手がつながれば、次はドキドキの銅線の接続!

モーターの銅線と電池ボックスの銅線をくるくる巻いて接続していきます。

  • きちんと動くかドキドキ……

銅線がつながったら、電池パックに電池を入れて……

完成~~~~~~!!

  • こちらが完成した扇風機

自身の好きな色で羽根やボディを塗れば、オリジナルの扇風機が作れることができますよ! 私は羽根を緑に塗って、シンプルだけど爽やかな色にしてみました。

完成を喜んだら、最後は運命の動作確認。ドキドキしながらスイッチを押すと……

  • ま、まわった~~~~~~!

しっかりとまわりました!しかも紙とは思えないほど、かなり風が強い!これなら暑い夏も乗り越えられそうです。

買うだけではなく、作ることも楽しめる『ハンディ扇風機キット』。家族との思い出づくりや、友達との話題づくりとして、久しぶりに工作気分を楽しんでみてはいかがでしょうか。

紙製なので、持ち運ぶことは難しいかもですが、自宅でのクールダウンにもきっと役立ちますよ。ぜひこの夏の楽しみのひとつとして、扇風機づくりを楽しんでみてくださいね!