さて今回から始まる"The Healthy-Healthy"というタイトルのこのコラムでは、世界中のユニーク、且つ、驚くべき健康関連ニュースを毎回取り上げ、ついでに英語のお勉強もしてしまおうというものです。で、記念すべき第一回に取り上げるのは「目薬」のお話。
わたしたち現代人と言えば、テレビに始まり、コンピュータやら、携帯や、そして未だ根強い新聞や読書やらと、やたら目を駆使していますよね。そしてその結果の目の疲労はもう日常茶飯事といっても過言ではなく、あげく頼るのが目薬。そこで先ずは次の英文にご注目あれ。
Contact lens can dispense drugs to eyes
Although eye drops account for 90 percent of all eye medication, drops are irritating and inefficient. Doctors estimate that only 1 to 7 percent of the medication actually gets absorbed into the eye, while the rest drips down the cheeks or into the back of the throat.
この記事の部分で先ず「目」を引くのが二行目「Doctors estimate that only 1 to 7 percent of the medication actually gets absorbed into the eye, ~」という下り。これを訳すと「医者達が推察するには実際はたった1~7パーセントの薬しか目には吸収されない」……なっ、何!、じゃあ一体残りは何処へ……?
その素朴な疑問へ答えてくれているのが、その直後にくる(三行目にある)「~ while the rest drips down the cheeks or into the back of the throat.」の部分。こちらは「(~の間に)残りは頬をタレ落ちるか喉の奥へ」といった意味。つまり、わたしたちは目薬を使う度、その大半を飲んでしまっているってことになるわけ。
この記事の続きではこのようなことを防ぐため、今度新たにコンタクトレンズ型の目薬が開発されたとあります。それは「~ the drug-containing portion of the lens is shaped like a doughnut, it shouldn't affect the wearer's vision」「薬が含まれている部分はドーナツ型をしていて、着用者の視力には影響しない」とのこと。そしてこれが製品化される暁には、このコンタクト型の目薬は30日間以上、コツコツと薬を目に、ロスなく供給出来るんだそうです。
こんな目薬にみなさんは興味あります?、製品化されたら使ってみたいですか?
因みに「back of the throat」の直訳は「喉の裏側」ですが、これで「喉の奥」という意味です。
また全文に興味がある方は以下のURLにアクセスしてみてください。
Contact lens can dispense drugs to eyes - CNN.com
http://edition.cnn.com/2009/TECH/science/07/22/contact.lens.drugs/index.html
では Go easy on your eyes, everybody!!!(みなさん、くれぐれも目には優しく!)と言うことで、また次回。