ハロウィンといえば……傷メイクやホラーメイクなど、いつもと違ったボリューム感のある濃いメイクを楽しむ方も多いのではないでしょうか。知っているようで知らない、正しいメイクの落とし方をご紹介します。
間違ったメイク落としは『くすみ』などの肌トラブルに?
皮膚の角層の厚さはたった0.02mm、おおよそティッシュペーパー1枚くらいの厚さしかありません。肌への負担をかけないよう正しいメイク落としを行いましょう。目元はデリケートな部分ですので力加減に注意して、やさしくオフしてください。
一部のクレンジング商品は、手が濡れているとクレンジングオイルの油分と水が乳化して洗浄力が落ちてしまうため、清潔な乾いた手で行います。また、使用量が少ないと、メイクや汚れが落ちにくく、肌がこすれて負担になる場合があるのでたっぷりと使ってください。
メイクを落とすときのおすすめアイテム
・アイメイクリムーバー(油性)、もしくは肌に負担をかけないシート状クレンジング
・クレンジングオイル(油分とのなじみが早いため)
・ティッシュやコットン(必要に応じて綿棒)
・洗顔フォーム
顔全体の濃いメイクを落とす方法
顔全体はオイルがおすすめ! 洗浄力を高めるため、濡れた手はNGです。量はたっぷり使い、肌をマッサージするようにやさしくなじませます。過度な摩擦はくすみの原因になりますので、落ちにくいときはティッシュオフした後、もう一度オイルを取りなじませ、2度行いましょう。
目のまわりの濃いメイクを落とす方法
目のまわりは目元専用のリムーバーを使いましょう。目のまわりの皮膚はとてもデリケートで、瞬きや表情の変化による動きなどの負担を日々受けています。肌をごしごしするなど、刺激を与えるメイク落としはNG。くすみや小じわの原因となることもあります。洗浄力の高い専用リムーバーをコットンに取ったら、皮膚が動かないくらいやさしく、力を入れないようにコットンを肌に密着させてなじませた後やさしくオフします。インラインなどの目の際のメイク落としには綿棒にリムーバーを浸して、やさしくオフしてください。
傷メイクを落とす方法
傷メイクはぬるま湯でふやかすのがポイント。最近はのりやボンドを使用した本格的な傷メイクも流行中ですね。固まったのりやボンドをそのまま剥がせば、大抵は落ちてしまいます。でも皮膚が引っ張られて本当の傷になってはいけません……。剥がす前に水やぬるま湯でふやかして、やさしく流すようにしましょう。落ちにくいときは水気を取り、オイルをなじませてクレンジングを行うようにしてください。
メイクを落とした後はしっかり保湿を
クレンジングの後は洗顔でしっかりと汚れを落とします。普段よりも摩擦や洗浄により肌に負担がかかっている可能性が高いため、その後は化粧水や乳液で肌を整えて、保湿力の高いクリームやマスクなどのスペシャルケアでしっかりケアすることがおすすめです。
おすすめのアイテムは?
メイクを落とすときは、ポイントにあったものを使うことで、肌にやさしく効果的に落とすことができます。
目元や口元に使えるアイテム
「パーフェクトリムーバー(アイ & リップ) 120ml」(税込1,100円)はコスパ良し! 水性と油性の二層タイプのリムーバーです。ウォータープルーフタイプのマスカラや、色持ちのよい口紅などの落ちにくいポイントメイクも、素早くしっかりふき取れます。
クレドポーボーテの「ランジェットデマキアントYL 50枚」(税込2,500円)使いやすいシートタイプのクレンジングアイテム。なめらかな肌あたりで目元にフィットし、ウォータープルーフのメイクアップも隅々まで取り除きます。目元・口元専用ですが、シートが大きいため落ちにくいフェイスペインティングにもおすすめです。
顔全体に使えるアイテム
エリクシールシュペリエルの「メーククレンジングオイルN 150ml」(税込2,700円)は、手が濡れていても使え、まつげエクステにも対応しています。きめや毛穴の奥に密着したメイク汚れを溶かして落とすオイルタイプのクレンジング。洗いあがりはオイルっぽさのない、すっきりとした感触となっています。
メイクを落とした後のスペシャルケアに
メイクを落とした後は、保湿が重要。エリクシールシュペリエルの「リフトモイストマスク 6枚入」(税込2,750円)は手軽に使えるシートマスクです。美容液をたっぷり含んだシートが肌にピッタリと密着して、疲れた肌を贅沢にケアしてくれます。
いかがだったでしょうか。ハロウィンメイクはいつもの自分から変身できる、特別な気分を味わえるもの。楽しんだ後は、キレイにメイクを落としてしっかり肌を保湿してあげてください。