恋愛研究家でFXタレントの池田ゆいさん。ご自身が経営している「花カフェ」でFXセミナーを開催するほどのFXトレーダーですが、実はCFDの経験はゼロ。そこでFXオンラインジャパンのストラテジスト、森宗一郎氏が、池田さんをCFDファンにしてしまおうということで、対談がスタート。恋とFXとCFDがテーマの「教えてCFD対談」。話の行き着く先はどこになるのか。まずは1回目のスタートです。

FXタレントの池田ゆいさんとFXオンラインジャパンのストラテジスト、森宗一郎氏(写真右から)

池田 : 私、恋愛研究家でFXタレントの池田ゆいと申します。森さん、今日はCFDについてお話を伺いたいと思うのですが・・・・・・。

森 : 池田さん、CFDの取引経験は?

池田 : 実は一度もないんです。

森 : でも、池田さんはFXタレントでしょ。仕組みは同じですよ。

池田 : う~ん……。どうしても難しいという印象が先に立ってしまうんですよ。これって、恐らくFXの取引経験を持っていない人が、FXに対して感じる印象と同じだと思います。外貨預金や外国債券などの外貨建て金融商品は取引したことがあっても、FXと聞いた途端にしり込みしてしまう人っていますよ。CFDもそれと同じ。

森 : まあ、確かにCFDといっても、その言葉の意味からして難しいのかも知れませんね。正確にはContract for Differenceの略で、「差金決済取引」のことです。差金決済取引というのは、池田さんはもうご存知だと思いますが、FXと同じですよね。

池田 : ええ。FXも証拠金を預託してさまざまな通貨ペアを売買し、その差損益を決済するという方法ですよね。

森 : そうです。CFDもまったく同じなんですよ。ただ、取引している対象が通貨ペアではなく、たとえばさまざまな国の証券取引所に上場されている個別株式だったり、日経225やニューヨーク・ダウなどの株価指数だったり、あるいは金や原油などのコモディティ(商品)だったりするわけです。

池田 : 私が思うには……ですね。資産運用も恋愛も同じだと思うんです!

森 : ええ!?

池田 : つまり、素敵な彼氏に出会ったら、もう他の男性はいらないって感じかな? FXは自分の性格にとても合った投資手段なんです。ですから、FXがあれば他にはもう何もいらないというのが、今の正直な気持ちですね。

森 : どんなところで、池田さんはFXと相性が良いのですか?

池田 : すぐに答えが出るところでしょうか。確かに森さんがおっしゃるように、仕組みを伺うと、CFDもFXに似ているなとは思うのですが。

森 : 一緒です。基本的には、CFDという大きな枠組みのなかの一つにFXがあると考えた方が正しいくらいですよ。

池田 : ただ、今から新しいものを始めるのがちょっとね。森さんに伺いたいのですけど、CFDのどんなところが魅力なんですか? 逆に、私にCFDと恋できるように、アピールしてみてくださいよ(笑)。

森 : そう来ましたか。FXとの比較は難しいけれども、たとえば個別銘柄との比較、株価指数との比較という点では、いろいろな面でCFDのメリットはありますよ。

たとえば投資金額。個別銘柄に投資するということになると、やはりある程度、まとまった資金が必要になります。でも、CFDはFXと同じように、少ない証拠金の額で、大きな取引ができますから、個別銘柄への投資に比べれば少額資金で取引することができます。 あとは、買いだけでなく売りも柔軟に出来ること。個別銘柄も信用取引を利用することによって売りから入ることができますが、信用取引をスタートさせるためにはいろいろな手続きが必要です。CFDの方が手軽に始められます。

レバレッジという点でも、信用取引は3倍程度までですが、CFDはもっと高い倍率のレバレッジを効かせることが可能です。

何よりも、ひとつの口座で株式の現物取引から株価指数、コモディティに至るまで、幅広い投資対象に分散投資できるのは、とても魅力的だとは思いませんか?投資対象が幅広いということは、それだけ多くのチャンスに恵まれることになります。この辺は恋愛と同じですかね(笑)。

池田 : うわ~、積極的なアピール、ありがとうございます(笑)。なんとなくCFDの良さが見えてきたような気がします。同時進行もあり! という気がしてきました。恋愛なら同時進行もありですよね(笑)。結婚したら話は別ですけれども、恋愛の段階であれば、いろいろな男性を見ておかなきゃ。アプローチしていただけたら、同時進行、バッチリです。

森 : それでは、お言葉に甘えさせていただいて、もっとアピールしてしまいましょう。

24時間取引できるというのも、CFDの大きな特徴ですね。日本で日経225の株価指数を売買しようとしても、先物取引だと午前9時から午後3時半までと決まっています。最近ではイブニング・セッションもスタートしていますから、夕方の一定の時間帯に取引することもできますが、24時間体制ではありません。でも、CFDなら24時間、自分の好きな時間帯に株価指数などを売買することができます。

あるいは、値動きが分かりやすいという点もメリットのひとつではないでしょうか。まあ、これは池田さんの好きなFXとの比較でお話しているのですが……。

池田 : 私の大事な彼氏を責めないで(笑)。

森 : いやいや、そういう意味ではありません(笑)。為替相場って、特にクロス円の場合だと、ちょっと複雑じゃないですか。つまり、ユーロ / 円の通貨ペアを売買しようとしたら、ユーロ / ドル、ドル / 円の通貨ペアの組み合わせになるから、ユーロと米ドル、そして円という3者の関係を考えなければならない。言うなれば三角関係の中から答えを見出す必要があります。でも、CFDは日経平均なら日経平均だけ、ニューヨーク・ダウならニューヨーク・ダウの動きだけを考えていれば良いので、分かりやすい。そう思いませんか?

池田 : うまいですね。その喩え。恋愛研究家の私としては、とても腑に落ちました。

森 : では、次回は池田さんが日ごろ、FXトレーダーとしてどのようなライフスタイルをなさっているのかなどを教えてください。

池田 : は~い。