政府のGo Toシリーズが注目されており、感染症対策を行いながら旅行や外食を楽しんでいる人もたくさんいるようですね。
各制度がいつまで継続されるのかなど感染状況次第というところもありそうですが、そもそも今回のGo To以前から、旅行等の予約にはさまざまなお得なサービスがあります。
今回は、「年齢」に注目してお得な方法を紹介します。
飛行機予約は早い方が有利?
飛行機は早めに予約をしておく方が割安にチケットを購入できるというイメージがありますが、実は当日予約で格安に購入できる場合があるのです。
JAL(日本航空)の公式サイトによりますと、12歳から26歳未満の人を対象に「スカイメイト」と呼ばれるサービスがあり、搭乗当日の空席を格安で提供するというものです。
半額近くで購入できる場合もあり、かなりお得に移動や旅行が可能です。積算率75%でマイルも貯まります。同様に「当日シニア割引」というサービスもあり、65歳以上の人が対象です。
なお、ANA(全日本空輸)も「スマートU25」、「スマートシニア空割」として、同様のサービスがあります。
前もって入念に準備する旅行もいいですが、当日ふらっと空席のある便に乗って、格安で行ったことのない地域に行くというのもなかなか楽しそうです。
空港に着くまでどんな旅になるか分からないなんて、想像しただけでワクワクします。そんな旅行をしかも格安で行けるチャンスです。該当年齢の方はぜひ、出費を抑えた楽しい旅行を!
空があるなら陸移動も! 18歳じゃなくても大丈夫
陸移動で有名な割引制度は「青春18きっぷ」です。日本全国のJR普通・快速(自由席)などを1人1枚で5日間(または5人で1日)乗り放題となります。
1セット税込1万2,050円であるため、1人で5日間旅をした場合は1日あたりの交通費はわずか2,410円です。JR東海の公式ページによりますと、冬季の利用期間は12月10日~翌年1月10日まで。なんと年末年始も利用できます。
ネーミングから18歳まででは? と勘違いされやすいですが、年齢に関係なく利用できます。
今年は分散帰省なども求められていますので、混雑を避けながら、いつもとは違った帰省や初詣を、しかもおトクに計画するのも良さそうです。
またJR東日本が提供する「大人の休日俱楽部」は50歳以上の人を対象にさまざまな特典があります。青春18きっぷでは新幹線を利用できませんが、同倶楽部の「大人の休日俱楽部パス」は新幹線も含め乗り放題のサービスがあります。
その他、乗車券が30%割引となるなど、お得なサービス満載です。旅行好きの人や移動が多い人にはお勧めです。
年齢で優遇してくれる定期預金も
上手に節約旅行を楽しむことが出来れば、浮いた分を貯蓄に回せるといいですね。銀行預金も一定年齢の人を対象に優遇金利を提供してくれる場合もあります。
岐阜市に本店を置く、イオ信用組合の公式ページによりますと、55歳以上の人を対象に0.1%金利を上乗せする「福寿Ⅱ」という定期預金があります。そして、下関市に本店を置く山口銀行は、一定条件を満たす55歳以上70歳未満の人を対象に年利1%(3カ月)という特別金利を提供しています。
シニアや若い人が中心ではありますが、今のご自身の年齢で適用できる優遇を探すことで、上手に節約・貯蓄できるのは、とても楽しそうですね。また、シニアになるほど優遇してくれるのであれば、年齢を重ねることも楽しみの1つとなりそうです。