楽天モバイルは1月14日より、長野県内の郵便局37カ所において、個別対応でオンライン形式の「スマホなんでも相談」を実施する。
この施策は、長野県が公募した令和6年度「誰一人取り残されないデジタル活用支援推進事業業務」の一環として行われるもの。楽天モバイルは総務省の「令和5年度補正予算デジタル活用支援推進事業」における「地域連携型(オンラインTYPE)」の事業実施団体に採択されており、全国で約500局、長野県内で37カ所の郵便局にスマホ教室実施拠点を設置している。今回の事業では、この37拠点を会場としてオンラインの「スマホなんでも相談」を開始する。
本事業では、対応拠点に来局した相談者に郵便局の社員からタブレットを渡し、そのタブレットで「楽天シニア」の専門スタッフにスマホについての相談を行うことができる。相談は無料だが、原則として事前予約制となる。対応時間は平日の10時~17時(最終受付16時)。対応する郵便局は楽天シニアのWebサイトで確認できる。
これまでに実施された講習形式のスマホ教室とは異なり、個別形式なので相談者の抱える悩みや疑問点に合わせて詳細に相談できるのがメリットとなる。総務省のデジタル活用支援推進事業「地域連携型(オンラインTYPE)」で設置した実施拠点を自治体が活用し、独自事業を展開するのは初めての取り組みとなる。