思いつきでブロッコリーを買ってはみたものの、忙しくてなかなか消費するタイミングが見つからない……。
普段から料理をする人はきっと、一度や二度はこんな悩みにぶつかったことがあるはずですが、現在Xでは、そんな問題を払拭するこんな保存方法に注目が集まっています。
Q. ブロッコリーを買ったのですが、今夜は使う元気がありません
A. いいんです、ブロッコリーは自由です
ポリ袋に入れてチルドルームで保管すれば、そのまま2週間程度ナイスブロッコリーをお楽しみいただけますので、使えると思ったタイミングにてオッケーブロッコリーしていただけますと幸いです
(@yasuifarmより引用)
ポストの主はブロッコリーを主力として取り扱うする農業法人「有限会社安井ファーム(@yasuifarm)」さん。
「Q. ブロッコリーを買ったのですが、今夜は使う元気がありません」という問いに対して、「いいんです、ブロッコリーは自由です」と前置きしつつ、次のように答えています。
「ポリ袋に入れてチルドルームで保管すれば、そのまま2週間程度ナイスブロッコリーをお楽しみいただけますので、使えると思ったタイミングにてオッケーブロッコリーしていただけますと幸いです」
ナイスブロッコリーやオッケーブロッコリーというワードセンスを光らせながらも、なんと2週間も鮮度をキープできる方法を教えてくれています。この方法でバッチリ対策ができるなら、ブロッコリーを今よりもっと自由に楽しめそう〜!
安井ファームさんはさらに、こんな比較画像も投稿されています。
(左) ポリ袋に入れて1週間チルドで保存
(右) そのまま1週間チルドで保存
そのまま保存したブロッコリーは水分が失われ、ふにゃふにゃのフニャッコリーになりました
鮮度保持において、チルドルームでの保存に加えてポリ袋に入れることも大いに有効であることがわかります
(@yasuifarmより引用)
また、保存の適温について、こんなお話もされていました。
ブロッコリーの最適保管温度0℃に対し、野菜室は通常5℃前後に温度が設定されていることが多く、1週間程度で黄色くなってしまいますので、設定温度が0℃前後のチルドルームでの保存を推奨しております
(@yasuifarmより引用)
1つ目の投稿は特に大きな反響を呼び、3万件のリポスト、13万件のいいねを獲得(1月13日時点)。「チルドで良いのですね 硬め茹でて冷凍してました なるほど…」「ブロッコリーは自由なんですね! 知らなかった。これからはブロッコリーを自由に買って、自由に食べます」「なんて寛容なブロッコリー」「『ブロッコリーは自由』wwwものすげぇパワーワードですねwww」「ナイスブロッコリーの表現良すぎ」など、数々のコメントも寄せられました。
投稿主さんに聞いてみた
大きな関心を集めたブロッコリーに関するライフハックについて、今回は投稿主の安井ファームさんにより詳しい話をお聞きしてみました。
ーー保存方法について、補足することや注意するポイントなどございましたらお聞かせいただけますか?
(1) チルド室がない、あるいはチルド室が他の食材で満たされているという場合は「冷蔵室」にて保管いただければと思います
(2) メーカーさんに確認したところ、最新機種の冷蔵庫をお使いの場合は野菜室でも同等の鮮度保持が可能な場合があるとのことです。
ともいたしますと、今はチルドでの保存を推奨しておりますが、10年後の安井ファームは野菜室での保管を呼びかけているかもしれません。
ーー今回のポストが大きな反響を生んでいますが、率直なご感想などはございますか?
受け手のみなさまあっての反響ですので、発信者としてはただただ感謝の言葉しかございません。本当にありがとうございます。
「投稿を読んで元気が出ました」というコメントもいただいたのですが、そうしたコメントに私(担当者)もまたたくさんの元気をいただきました。
俯瞰してみれば「キャベツ」がトレンド入りする中で「ナイスブロッコリー」「オッケーブロッコリー」というワードもまた本投稿をきっかけにトレンドとして追走するという、面白い状況だったのかな、とも思います。
「ブロッコリーは自由」の言葉通り、少しでもブロッコリーを自由に、そして身近に感じていただけますと嬉しいです。
ぜひ皆さんもこの保存方法を参考に、自由にナイスブロッコリーでオッケーブロッコリーしちゃいましょう♪
(左)ポリ袋に入れて1週間チルドで保存
— 有限会社安井ファーム (@yasuifarm) January 7, 2025
(右)そのまま1週間チルドで保存
そのまま保存したブロッコリーは水分が失われ、ふにゃふにゃのフニャッコリーになりました
鮮度保持において、チルドルームでの保存に加えてポリ袋に入れることも大いに有効であることがわかります pic.twitter.com/KmjYf9kBtn