JR東日本新潟支社は、2025年3月15日のダイヤ改正で信越本線の輸送体系を見直し、日中時間帯の発車時刻を等間隔のわかりやすい時刻に変更すると発表した。新潟駅で信越本線から白新線、東三条駅で弥彦線から信越本線への接続改善も行うとしている。

  • ダイヤ改正で日中時間帯に運転される信越本線の時刻をパターン化

現在、日中時間帯の10~14時台に新潟駅から新津・長岡方面へ、信越本線の上り普通列車が毎時3本運転されるが、発車時刻は統一されていなかった。ダイヤ改正後、10~14時台の発車時刻を毎時8・28・48分に統一し、毎時8分発は長岡行、毎時28・48分発は新津行(14時48分発は五泉行)とする。新潟駅の発車時刻をパターン化し、20分間隔の運転に均等化することで利便性向上を図る。

20時台の新潟駅で、信越本線から白新線への接続も改善。現在、新潟駅2番線へ20時19分に到着する信越本線の下り普通列車(新津発新潟行)から、新潟駅3番線を20時20分に発車する白新線の下り普通列車(内野発新発田行)への接続を行っていないが、ダイヤ改正で白新線下り普通列車の番線を見直し、1番線に変更することで両列車の接続を可能にする。

8時台の東三条駅で、弥彦線から信越本線への接続も改善される。東三条駅へ8時3分に到着している弥彦線の下り普通列車(柏崎発東三条行)を同駅8時1分着、8時2分に発車している信越本線の下り普通列車(石打発新潟行)を同駅8時4分発に変更することで、両列車の接続を可能にする。