15日にスタートするBS松竹東急のドラマ『うちの会社の小さい先輩の話』(毎週水曜23:00~)。キャラクター開発会社で働く片瀬詩織里(十味)と、入社1年目の後輩の篠崎拓馬(瀧澤翼)が繰り広げるオフィスラブコメディだ。今作がドラマ初主演となる十味と、そんな彼女と初共演の瀧澤が、見どころなどを語った。
自分の素に近い作品「運命だな」
――ドラマの原作コミックを読んだ感想はいかがでしたか?
十味:私の演じる片瀬詩織里という役にすごく親近感を持ちました。自分の素に近い感じがして、そのような素敵な作品に出演できることが運命だなと思いました。
瀧澤:原作コミックと、アニメも見させていただいたのですが、「なんだ、この甘々な作品は!」って(笑)。衝撃を受けたのを覚えています。
――ご自身が演じる役の印象を教えてください。
十味:詩織里は一見あざとい感じもするんですが、本当は彼氏いない歴=年齢のピュアな心の持ち主。男性を落とそうとか考えているわけじゃなく、無自覚なかわいさや愛嬌がすごいので、その“無自覚”を演じるのが難しいです。
瀧澤:篠崎拓馬はめちゃくちゃ真面目で、それゆえのかわいさがあるというか。無色透明なところからだんだん先輩色に染まっていく篠崎の“ちゃんと恋をしている姿”は、こちらまで照れてしまうところがあります。
アドリブシーンで現場が大爆笑に
――職場に“推し”がいる状況をどう思いますか?
十味:毎日楽しいでしょうね。仕事もはかどりそう。でも私は見ているだけで十分です。恋人になって、別れても同じ職場にいたら急に昼ドラ化するじゃないですか(笑)。推しは推しのままがいいです。
瀧澤:僕は十味さんと逆で、推しが気になって仕事が手につかなくなりそう。積極的にアタックして、同僚にもすぐバレると思います(笑)
――共演者の方の印象はいかがですか?
十味:皆さんすごく素敵で、和気あいあいとしています。先日、早川千夏役の雪見みとちゃんと抱き合って超至近距離で名前を呼び合うシーンを撮って。楽しくなって、どのシーンよりもドキドキしちゃいました。
瀧澤:吉田正雄役の山口森広さんのアドリブシーンがすごく楽しかったです。山口さんの引き出しの多さがハンパなくて、現場が大爆笑に包まれたんです。
十味:吉田さんみたいな人が部署にいたら楽しいと思いません?
瀧澤:はい、まさに理想の会社。忘年会とかも盛り上げてくれると思います。
麻雀好きの共通点「優劣付けたい」
――初共演のお2人は麻雀好きの共通点があるとお聞きしました。
十味:私はコロナ禍のときに遊びで始めたらハマって。移動時間を中心にアプリで楽しんでいますね。
瀧澤:僕は仲のいい俳優仲間に教わって好きになりました。夜、寝る前にやっています。十味さんと同じアプリでやっているので、今度、対戦しますか?
十味:いいですね。でも基本どちらかは(撮影に)出ているからタイミングが…。
瀧澤:確かに(笑)。でも優劣付けたいですね。