5歳で芸能活動を開始し、数々のドラマや映画、舞台で活躍している鈴木梨央が、今年2月10日に20歳を迎える。新成人の鈴木にインタビューし、振袖をまとった心境や20歳の抱負など語ってもらった。
成人式に着る振袖をまとい、前撮りを行ったという鈴木。
「小さい頃からブルーが好きなので、ブルーの振袖にしました。ブルーは落ち着く色味で、洋服などでよく取り入れていて。好きな振袖を選んで着られてすごくうれしかったですし、自分らしさが出たかなと思います」
20歳になるという実感は、振袖を着てもあまり湧かなかったという。
「10代前半の頃は、20歳イコール完全な大人という印象でしたが、自分の中では時だけが流れている感覚があって、意識的にもっと成長しなきゃなと思っているところです。もう少し大人になっている自分を想像していたんですけど(笑)」
地元の成人式に参加予定で、友達との再会を楽しみにしている。
「継続的に連絡を取っているお友達もいますが、久々に会うお友達もたくさんいると思うので楽しみです。みんながどうなっているのか近況が気になりますし、いろいろ話したいです」
20歳の抱負を尋ねると、「好きなことを少しでも形にしていけたらと考えています」と答えた。
「これをやりたいというのを決めたら、それを深めていくというか、明確な目標を立てて少しずつ達成していけたら自分の中で自信がつくのかなと。そして、引き出しが増えていったら、自分のことを好きになれると思うので、そんな20歳の1年にしたいです」
形にしたいものの一つが音楽だ。子供の頃から歌うことが大好きで、ギターも趣味として続けている鈴木。近年は歌唱力を生かしてミュージカルにも出演したり、1月11日から放送されている「ポカリスエット」の新CM「ポカリのうた」篇でCMソングを鈴木が作詞作曲し、自前のギターで弾き語りを披露するなど、活躍の幅を広げている。
「小さい頃からギターをずっと続けていて、好きなアーティストさんの曲をカバーしたりしてきた中で、新しいポカリのCMでポカリの歌を作ってみようと思って作ったり、一歩進めた自分がいます。これからも自分で曲を作ったり、大好きな音楽に関してさらに広げていきたいという思いがあります」
また、メイクやファッションにも興味があるそうで、ただ好きで終わるのではなく、関連する資格を取得したいと考えている。
「自分の趣味って何だろうと考えた時に、メイクやお洋服の動画をよく見ているなと思っていて、服選びだと、骨格や体型に似合うファッションに関する骨格診断アドバイザーという資格があったり、メイクだとパーソナルカラー診断とか、いろんな資格があって、趣味で終わるのではなく形にしていくことで自信がつくと思いますし、詳しいということを伝えられたらいいなと。知識を得て自分自身もきれいになりたいという思いもあります」