日本テレビ系ドラマ『ホットスポット』(12日スタート、毎週日曜22:30~)の制作会見がこのほど、東京・汐留の同局で行われ、市川実日子、角田晃広(東京03)、鈴木杏、平岩紙が出席した。
「『ホットスポット』の宇宙人は、宇宙一かわいい」
バカリズム脚本の『ブラッシュアップライフ』チームで制作される今作は、富士山麓の町のビジネスホテルに勤めるシングルマザー・遠藤清美(市川)が、ある日、宇宙人に出会ったことから物語がはじまる地元系エイリアン・ヒューマン・コメディー。角田は、清美の職場の先輩役。鈴木と平岩は幼なじみの役で、宇宙人の登場によって、この4人が頻繁に会うようになり、関係性が変化していく。
市川は「このドラマには宇宙人が出てきます。『ホットスポット』の宇宙人は、宇宙一かわいいです」と紹介。角田は「日常の中に宇宙人はいて…みたいなところですけど、もちろん派手なSFとは違うとバカリズムも言ってますので、どんな感じでストーリーが広がっていくのか楽しみでもあります」と演者として期待を語る。
また、平岩は「脚本を読んだ時から全部のシーンが面白かったので、早く自分が関わってないシーンも見たいなと思いました。1話を見た時、脚本が立ち上がって、みんなで作ってきた水路にワーッと水を流した時の感動がありました」と回想。
『ブラッシュアップライフ』のファンだという鈴木は「1話のファミレスのシーンに後々の登場人物の方が出ていたり、私たちもまだ知らされていない伏線がいっぱいあるんじゃないかと言われています」と、繰り返してみたくなる魅力を明かした。
「生活のすぐ近くに感じていただけたら」
そんな今作の見どころを聞かれた市川は「山梨でロケをしている時に、紙ちゃんが言ったひと言が強く印象に残っていて。この歳になって?、この、この……」と、まさかの失念。言った本人もはっきりとは覚えていない様子だが、「こんな歳になってこんな楽しいことを仕事にしてるなんて思わなかった、かな」と明かした。
これを受け、市川は「そう思ってる人と一緒にお仕事できていると思ったら、この作品って“大人たちがこんなことに本当に一生懸命になっていること”が描かれているなと思いました」とのこと。「久しぶりに幼なじみに会いたくなったなあとか、私も宇宙人と会ってみたいなあとか、そんなふうに生活のすぐ近くに感じていただけたらうれしいです」と呼びかけた。