智頭急行は、2025年3月15日のダイヤ改正で、昼間から夕夜間にかけて運転される一部の普通列車を対象に時刻を変更し、山陽本線および因美線との接続時間を見直すと発表した。朝の通勤・通学時間帯は時刻の変更なしとのこと。
現在、昼間の時間帯に運転される上郡駅14時42分発・智頭駅16時33分着の普通列車は、上郡駅で同駅14時37分着の下り普通列車(相生発三原行)から同一ホームで乗換え可能だが、智頭急行のホームは2・3番のりば(山陽本線の列車が停車)の端部にあり、中間改札を通る必要がある。ダイヤ改正後、智頭急行の普通列車を8分程度繰り下げ、上郡駅14時50分発・智頭駅16時42分着とすることで、上郡駅で山陽本線の下り普通列車から余裕を持って乗り換えられるようにする。
現行の智頭駅13時33分発・上郡駅14時54分着と智頭駅15時28分発・上郡駅16時48分着の普通列車は、ともに智頭駅で因美線の普通列車から10分以内で乗換え可能だが、智頭急行の普通列車は因美線への直通列車を除き、同社線用のホームを使用している。ダイヤ改正で昼間に運転される智頭駅始発の2本を繰り下げ、うち1本は智頭駅13時47分発・上郡駅15時11分着、もう1本は智頭駅15時31分発・上郡駅16時48分着(上郡駅の時刻は現行と同じ)とする。
夕夜間に運転される上郡駅18時59分発・智頭駅20時16分着の普通列車も、ダイヤ改正に合わせて時刻を繰り下げ、上郡駅19時4分発・智頭駅20時37分着で運転する。