ダイハツ工業の軽自動車「ミライース」といえば、お手頃な価格や燃費のよさが特徴のエコカーだが、このクルマ、スポーツ仕様になってもかなり魅力的だ。「東京オートサロン2025」(1月12日まで幕張メッセで開催)のダイハツブースで実車を確認してきた。
ミライースのカスタム内容は?
ダイハツが東京オートサロン2025に出展した「ミラ イース GR SPORT コンセプト」は「モータースポーツのすそ野を広げ、走る楽しさをみんなのものにするためのエントリースポーツ」がテーマ。真っ赤なオリジナルボディカラーをまとい、前後に専用のバンパーを装着した姿がなかなか凛々しくてカッコいい。車内にはMOMOのステアリングやレカロのスポーツシートなどを搭載。トランスミッションは5速MTになっていた。
ブースでダイハツの広報に話を聞いてみると、このクルマ、市販化が決まっているわけではないらしいが、イベントへの出展を通じて来場者の反応なども見てみたいということだった。発表後のネット上でのリアクションを含め、これまでのところ反応は上々とのことだ。
モリゾウの愛車? タフトで水上バイクを牽引
そのほかにダイハツブースで気になったクルマと言えば、「モリゾウの愛車」と銘打たれた「タフト」のカスタム車だ。モリゾウ(トヨタ自動車の豊田章男会長)の愛車である水上バイクを牽引するイメージでカスタマイズを施したという。
軽自動車のタフトがこんなに大きな水上バイクを牽いて走れるものなのかと思ったのだが、ブース担当者に聞くと性能・強度的には問題ないとのことだった。