JR九州は、2025年3月15日のダイヤ改正で、福北ゆたか線において夜間に運転されている博多発新飯塚行の普通列車1本を直方駅まで延長すると発表した。利用状況を踏まえ、混雑緩和のため一部列車で編成両数を増やすことも明らかにしている。

  • 福北ゆたか線で夕夜間を中心に一部列車の両数を変更

夜間の時間帯、現在は博多駅22時10分発・新飯塚駅22時56分着で運転される普通列車について、ダイヤ改正で運転区間を延長。博多駅22時10分発・直方駅23時13分着とし、直方行の列車を1本増やすことで利便性向上を図る。この列車は現行2両編成だが、利用の多い列車であることから運転区間延長に合わせて増車され、ダイヤ改正後は4両編成で運転される。

夕夜間の通勤通学時間帯、博多駅を18時33分に発車する直方行の普通列車も、現行の3両編成から1両増車し、ダイヤ改正後は4両編成で運転。JR九州は夕夜間の福北ゆたか線で編成両数を増やすとしており、16時56分から20時59分までの間に博多駅を発車する上り列車(篠栗・新飯塚方面)の提供定員数が現行の9,870人から9,920人に増加するという(列車本数は22本で現行と同じ)。

なお、朝の通勤通学時間帯は現行通り、7時15分から8時45分までの間に博多駅へ到着する下り列車の本数は9本、提供定員数は6,840人とのこと。

福北ゆたか線ではその他、折尾駅から直方駅経由で運転され、博多駅へ10時6分に到着する列車について、土休日のみ編成両数を現行の2両編成から3両編成に増やす予定としている。