大井川鐵道は8日、昭和レトロな旧型客車「オハ35」にテーブルを設置し、食堂車「Train Dining オハシ」として1~2月に計7回運行すると発表した。12月に運転し、好評となったSL夜行列車を1月25日と2月15日に運行することもあわせて発表された。

  • 「Train Dining オハシ」を運行(イメージ)

「Train Dining オハシ」は、SL列車「かわね路1・2号」に食堂車として連結して運行。「オハ35」は戦後すぐに製造された客車で、車内各所の木がレトロな雰囲気を醸し出している。食事は静岡の味覚を存分に賞味できるという天神屋特製「お料理弁当」を提供。「オハ35」の座席に設置した木製テーブルに料理を広げ、ゆったりと食事を楽しめる。

運行日は1月18・19・25・26日と2月2・8・9日。新金谷駅を11時52分に発車した後、川根温泉笹間渡駅を12時41分着・12時52分発で折り返し、新金谷駅へ13時32分着という行程になっている。新金谷~川根温泉笹間渡間の途中駅で乗降はできない。

定員36名(最少催行人員10名)の完全予約制。旅行代金は、料理弁当と土産、集合後から翌日まで有効の金谷~川根温泉笹間渡間フリーきっぷを含めて1万6,800円。1月9日10時から1月13日23時59分まで、オンラインフォーム申込みによる抽選を受け付ける。

  • 「お料理弁当」(イメージ)

  • 座席にテーブルを設置する(イメージ)

  • SL夜行列車(イメージ)

SL夜行列車は、蒸気機関車C10形8号機に旧型客車4両と電気機関車1両を連結した編成で運転。22時頃に新金谷駅を発射し、新金谷~家山間を3往復して翌日6時30分頃、新金谷駅に帰着する。

1月25日と2月15日に運行され、定員80名(最少催行人員20名)の完全予約制。旅行代金は、翌日まで有効のフリーきっぷ、弁当、土産、保険代を含めて1万9,800円。同行者1名まで追加料金なしで利用できるが、フリーきっぷ、弁当、土産は1名分となる。1月9日10時から1月13日23時59分まで、オンラインフォーム申込みによる抽選を受け付ける。