俳優で歌手の木村拓哉が8日、都内で行われた「マイナビ転職 新TVCM発表会」に出席した。
「マイナビ転職」の新しいコミュニケーション・コンセプト「みんなの相談窓口。」を掲げ、木村がイメージキャラクターに就任。1月13日からオンエアされる新テレビCM「登場」篇で木村は、転職を考えるすべての人たちを後押しするサポーターとして、スーツ姿で窓口から登場し、未来へ扉を開く新たな一歩を応援する。その他、「キャリアアップ」編、「ライフスタイル」篇、「ハイクラス」篇と随時放送される。
スーツ姿で発表会に登場した木村は「タイムリー的なことで考えても、お仕事というものに対して選択する権利が増えてきて、プラスに捉えることができる時代になっていますよね」と“転職”に対する考え方の変化に触れ、「そういうタイミングでこういう広告に参加させてもらえるのは、とても刺激的です」と前向きに取り組んだことを明かす。
木村と言えば、現在公開中の映画『グランメゾン・パリ』で主演を務めるなど、長きに渡って芸能界の第一線で大活躍を続けている。木村流の「仕事で大切にしている3箇条」を問われると「まず一つ目は、取り組むものに対して『やるからにはという覚悟を持つこと』。そして『全力』で『楽しむ』こと」と定義する。
挙げた理由について木村は「昨年2年半ぶりにライブをやらせていただいたのですが、来てくださるお客さんをはじめ、スタッフの方など、携わってくださる人がいて成立しているので、その一部としては、自分がフラついた気持ちではできないので、覚悟を持って臨みたいなと思っているんです」と説明。さらに「全力で楽しむ」ことについては「楽しまないといいものが生まれないと思う。もちろん厳しさや苦しさ、なかなかうまくいかないこともありますが、結果楽しめたら、笑えるのかなと思うんです」と語った。
またこの日は、木村拓哉の職務経歴書として、これまでドラマや映画で演じてきた役柄にフィーチャーをするトークコーナーも。数々の役柄を演じたなか、『GOOD LUCK!!』のパイロット役、『HERO』の検察官、『グランメゾン東京』のシェフ役などのエピソードを明かすと、2025年の抱負について「大きなものはまったくないのですが、この後控えている新しい作品もそうですが、すべての現場で今回話したことを実践したいです」と意気込んでいた。