Keychronは1月7日(米国時間)、CES 2025(2025年1月7日〜10日)に合わせ、磁気センサースイッチを採用した「Keychron Q6 HE QMK」と「Lemokey P1 HE QMK」を発表した。
「Keychron Q6 HE QMK」は、フルメタルボディのフルサイズ(100%サイズ)で初のホール効果磁気スイッチ搭載モデルである(Q5 HEは96%サイズ)。アルミニウムフレームを使用して耐久性を確保。3層構造のフォームセットアップにより振動を抑え、心地よい打鍵音と打鍵感を実現している。OSAプロファイルのPBTキーキャップには、ダブルショット刻印が施されている。
スイッチは、プレ潤滑されたGateron製のダブルレール磁気センサースイッチ。磁気スイッチは感圧ホール効果センサーを使用してキー入力を検出する。アクチュエーションポイントを0.2~3.8mmの範囲で、0.1mm単位で細かく調整可能。これにより、タイピングやゲームプレイの応答性を高精度でカスタマイズでき、スムーズで素早い操作が可能となる。また、移動距離に基づいてキーをアクティブまたは非アクティブにするダイナミック・ラピッドトリガーに対応する。
Keychron Launcher Webアプリを利用することで、キーのマッピング、アクチュエーションポイント、磁気スイッチの設定、マクロコマンドやショートカット、キーの組み合わせなどを容易にカスタマイズできる。
接続方式は、USB Type-C有線、2.4GHz無線、Bluetoothの3方式に対応。USB Type-C有線および2.4GHz無線時は最大1000Hzのポーリングレートをサポートする。 本体サイズは、446.01×137.00×20.6~31.09mm(キーキャップを含まない)。重量は約2178g。価格は229ドル。
「Lemokey P1 HE QMK」は、Keychronのゲーミングブランド「Lemokey」の初となるホール効果磁気スイッチ搭載モデルである。フルメタルボディ、鏡面仕上げの背面ストリップ、CherryプロファイルのダブルショットPBTキーキャップを採用。キーボードPCBに取り付けられたシリコンビーンにより、音響共振が低減し、クッション効果のあるタイピングを実現している。
スイッチはQ6 HE QMKと同じGateron製のダブルレール磁気センサースイッチ。ダイナミック・ラピッドトリガーに加えて、LKP(2つのキーが押されている際に、最後に押されたキーを優先)とスナップクリック(2つのキーが押されている際に、より深く押されているキーを優先)をサポートする。また、アナログモードへの切り替えも可能。
Keychron Launcher Webアプリを用いて、ユーザーの使い方に最適化させるカスタマイズが可能。接続方式は、USB Type-C有線、2.4GHz無線、Bluetooth 5.2。有線および2.4GHz無線時は最大1000Hzのポーリングレートをサポートする。本体サイズは、322.00×140.00×19.20~31.50mm(キーキャップを含まない)。重量は約1630g。価格は169ドル。