お笑いコンビ・爆笑問題の太田光が7日、CBC・TBS系バラエティ特番『太田石井の多すぎニッポンGP』(1月25日14:00~15:24)の収録後に、フリーアナウンサーの石井亮次とともに取材を応じた。
同番組は、日本全国から「多すぎ」というテーマに絞って衝撃映像と人間ドラマをジャンルレスにたくさん見せるドキュメントバラエティ。それらの中から、審査委員長・太田光がグランプリを決める。MCの太田、石井に加え、ゲストとして黒木瞳、藤本美貴、速水もこみち、小森隼(GENERATIONS)が出演する。
太田と石井はCBCテレビ『太田×石井のデララバ』でもタッグを組んでおり、石井は「やっぱ面白いですよね。太田さんの独自の視点だとか、失礼なことを言ってるんですけど失礼にならない感じとか」と太田の魅力を語る。
そして、今回の特番が『デララバ』の全国ネット化につながることを期待し、2人とも「かけてます」と口をそろえる。石井は「失敗許されない番組です」と述べ、「本気で全国ネットを?」と太田に尋ねると、太田は「もちろん! ギャラが違いますから(笑)」と答えて笑いを誘った。
また、番組のテーマである“多すぎ”にちなみ、「お笑い界で“多すぎ”と感じていること」を聞かれると、太田は「芸人が多すぎる」と回答。「僕が始めた頃と比べて、芸人をやっている人がものすごい増えていると思うから、これ以上増えないでほしい(笑)」と吐露しつつ、若手芸人から刺激を受けているそうで「『M-1』見ていてもみんなうまいなと思うし、すごく刺激は受けます」と語る。
続けて太田は「タイタンで言うと、ネコニスズが今年、“赤ちゃん”というキャラクターで『おもしろ荘』で優勝したんですけど、同じ事務所だから“赤ちゃん”を前から知っていて、『こんなもんウケるわけねーだろ!』って言っていたのが、若い女の子が『かわいい』とか言って、もう俺にはついていけない(笑)」と話した。
石井は、「アナウンサーに関して“多すぎ”と感じていること」を聞かれると、「フリーになる人が最近多すぎる」と答え、競争激しい世界を生き抜くために大切にしていることについて「目の前の番組を終わらせないこと。目の前の一個一個の情報をしっかり視聴者の皆さんに楽しく届けられればいいなというのは、25年間変わっていないので、それを今年も続けていく所存です」と語っていた。
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