仙台藩の時代から続く仙台の「正月初売り」は、毎年1月2日に行われる「伝統恒例行事」です。400年以上前からの商習慣として認定されており、景品表示法には「仙台初売り特例」が用意されているほどです。
そんなにぎわいを見せるエリアで、パソコン専門店「ドスパラ」仙台店も初売りを実施。実際に行って、盛り上がりっぷりを見てきました。
ドスパラ仙台店では特価品を多数用意!
最近のドスパラ店舗は郊外型が多くなり、「車のアクセスは良好だけど、公共交通機関では厳しい」のに対し、ドスパラ仙台店は駅から徒歩圏内。駐車場もあるので、公共交通機関でも車でも良好なアクセスが魅力です。
店舗は2Fフロアのみ。駅チカゆえに店舗面積は狭めですが、「GALLERIA」や「THIRDWAVE」の新品パソコンだけでなく、自作パーツやケース、小物類に加え、中古パソコン、中古パーツ、中古スマートフォン等々、ギッシリ詰まったレイアウトです。
ドスパラ全体で見ると、一部のショップで福袋を数種類出している程度ですが、仙台店では、特価品を多数ラインアップ。PC本体をはじめ、CPUやグラフィックスカードといったパーツ類、ゲーミングキーボードなどの周辺機器を割引価格で提供していました。さらに、新品/中古PCの値引きもあり、新店舗オープンと同じくらいの太っ腹ぶりです。
ちょっとおもしろいパーツとしては「中古SATA SSD 512GB」がありました。大みそかの事前取材時には2,990円の商品が、初売りで約半額の1,500円。ほかの目玉商品と異なり、1人2点までと条件が緩和されていました。
\2025年初売/
— ドスパラ仙台店 (@dospara_send) December 26, 2024
まずパソコンのラインナップはこちらです!
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— ドスパラ仙台店 (@dospara_send) December 26, 2024
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店舗下の待機は4名まで。行列の大半は近くの公園脇に
さて、初売りセール当日。1月2日の朝6時30分ごろ、まだ日が昇らない時間帯に店舗の様子を見にいくと、すでに4名の方が待機していました。
そのうしろに並ぼうとしたところ、「5人目からはちょっと離れた公園の近くになる」とのこと。近隣店舗の邪魔にならないよう、別の場所に待機列を作っていました。新規オープン時などでは見慣れた光景です。行ってみると5人目の方がいらっしゃって、筆者は6人目でした。
ほどなく店舗スタッフが来て、希望商品の整理券とともに、使い捨てカイロを配布。冷え込むので助かります。列の離脱ができない店舗もありますが、ドスパラでは「近くのコンビニでコーヒー買ってくるけどいいですか?」と聞いたら、快諾されました。
仙台店はあまり広くないこともあり、25名程度になるように順次入店。そのため行列は昼過ぎまで続いていました。即納パソコンがいくつか売れており、初売り効果は高かったように思えます。
なお、事前のお知らせを見ると、秋葉原店のSSD福袋と仙台店の初売りしか告知がありませんでしたが、秋葉原店、長野稲里店、大須店はジャンク福袋があったようです。
それらと比べても、仙台店の特売品は狙う価値があるものばかり。また、仙台の初売りはどこも大賑わいで、家電やパソコンに限らず、ドラッグストアのコスメなども人気なので、興味があれば一度行ってみてはいかがでしょう。