フジテレビ系ドラマ『日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった』(9日スタート、毎週木曜22:00~)の舞台挨拶が7日、都内で行われ、主演の香取慎吾が第1話に草なぎ剛が友情出演することについて語った。

  • 草なぎ剛(左)と香取慎吾 (C)フジテレビ

    草なぎ剛(左)と香取慎吾 (C)フジテレビ

『罠の戦争』の役柄で登場

本作は、区議会議員選挙で当選するためにイメージアップを狙い、シングルファーザーの義弟・小原正助(志尊淳)とその子どもたちと暮らすことになった大森一平(香取)が主人公。次第に家族の問題と真剣に向き合うようになり、やがて本気で社会を変えようと立ち上がる姿を描く。

草なぎは、ドラマ『罠の戦争』(23年、カンテレ・フジテレビ系)で演じた主人公・鷲津亨役として出演。その最終回で、衆議院議員となった元妻・可南子の秘書として新たな人生を歩み始めた鷲津だったが、今作でも“雛田可南子衆議院議員の政策秘書”として登場する。

香取は「友というか、家族のような存在の草なぎ剛なんですが、(香取が)“ドラマが決まったんだよ”って話をしたら“うわマジで~!”ってイスから転げ落ちるくらい喜んでくれたんです。で、自分(草なぎ)が1話に出ることを話したら“えっ知らないけど~!?”ってそれにもビックリして」と驚いた様子を紹介。

撮影は、草なぎの舞台期間中に行われたが、「このシーンのロケがちょっと遠い場所だったんです。なので舞台が終わってそのまま来てくれて。舞台中に遠い場所のロケで、“本当の友情出演だよ。友情がなかったらマジ断ってる!”って言ってました(笑)」とのことだ。

一方の草なぎは、香取との共演について、「楽しかったですね~。実は、僕が初めて主演を務めたドラマ『いいひと。』で、最終回に慎吾ちゃんがワンシーンだけ出てくれたんですよ。そんな懐かしいことも思い出したりしながら撮影に臨みました。安田(顕)さんや(橋本)じゅんさんとお会いできたのもうれしかったです」と感想をコメント。

そして、「香取慎吾さん、このたびは11年ぶりのフジテレビ連続ドラマ主演、おめでとうございます。主題歌も慎吾ちゃんが歌うそうで、お芝居からも、歌声からも放たれる、慎吾ちゃんの周りの人をハッピーにするオーラが、世の中を元気に明るく勇気づけてくれると思うので、本当に楽しみです。たくさんのパワーが画面から飛び出してくるような、そんなすてきなドラマになることを願っています。いつもそばにいる僕からすると、本当に鼻が高いです。最後まで頑張ってください!」とエールを送っている。

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